ドラゴンクエスト9〜星空の守り人〜
〜過去事情をまとめてみよう〜
ドラゴンクエスト9〜星空の守り人〜とは… ・説明不要とばかりに有名なRPGシリーズの第9弾です。見習い天使の主人公は、ある日人々の感謝の気持ちである星のオーラを世界樹に捧げることになり、なんやかんやで地上での冒険が始まります。 ・主人公および仲間の性別や名前、見た目・職業がちょっとだけ選べます。 ・このページは、オープニングからエンディング、および配信クエストなどのセリフやモンスターリストなどから判明or推測されるストーリー全般の設定をメモってある程度まとめてみたものです。 <注意!> ・当然ながらネタバレ、それもエンディング後設定です。プレイしていないとわけがわからない、また、エンディング後の楽しみを著しく奪う可能性があるので、ご注意ください。 ・基本ストーリーのセリフおよびモンスターリスト、あと配信クエストからの勝手なまとめ&妄想です。推測と妄想を多分に含みますので、間違いがあったら謝ります。というか先に謝っておきます、ごめんなさい。 ・個人的な妄想・推測が特に強く含まれる文には、冒頭に※をつけてます。 |
配信クエストにおけるセレシアのセリフより、創造神グランゼニス(以下神)、娘である女神セレシアを作る。 その後、人間界やら天使界やら動物を作ったらしい。ついでに言うとこの世界、生き物その他は神が死ぬと一緒に消滅してしまうようだ。 ※このころには既に光の竜グレイナル、闇の竜バルボロス、聖なる心アギロゴス、が存在してたかもしれない。 ※以下セリフからの妄想だが、この3体は神と世界の付属物のようなもので、神や世界の光の力が強ければグレイナルが、同様に闇の力が強ければバルボロスが元気になるのではないか、と推測。 さらに彼ら3体と同様に、この頃にはグランゼニスの闇の心は、既に10体の魔物(黒竜丸やら邪眼皇帝やら)として、ある程度形をなしていたのではないか、と推測される。魔物本人のセリフや、モンスターリストなどで彼ら10体の魔物は天空の宮殿に住んでいた、数万年も前から存在する、などと言っているため。 (討伐モンスターリストNO.286・Sキラーマシン2Pめより『世界が生まれるより前からずっと存在しているというぶきみな殺人マシン。すべてをほろぼそうとする。』など) ※ついでに言えば、配信クエストでのセレシアのセリフから、セレシアの闇の心もまたサンドネラという形で実体化していたのではなかろうか。サンドネラについては後述の魔帝国ガナンにて詳細を説明。 で、その状態でゲーム時間から数万年前(ゲーム中の天使や天使長のセリフ・数万年の我々の夢がついに〜とか言っている)。人間が生まれる&増えた結果、なんか気に入らなくなってきた神、人間を滅ぼすことを決意。 最初は人間を滅ぼすため、自分の闇の心の化身であり、自分の心の影響を大きく受ける、前述の魔物10体に本格的に滅ぼさせようとしてみたり、さらに作ったいろんな魔物を世界にはなったが、それでも人間が滅びなかったので。神は自ら手を下そうとした。(モンスターリストによると、そのために神に作られた魔物が少なくとも数種類は存在している) だが人間びいきの神の娘、女神セレシアは神のその行為を止めた上、自身を木に変え、元に戻るには人間の感謝の心を必要とする、そう言って神が人間を滅ぼせないようにする。神は娘を元の姿に戻すため、人間たちの感謝の心を集めるべく、天使を創りだした。 ※以下妄想だが、この時点で神は既に存在していた10体の魔物を封印することにしたのではないだろうか。自らの闇である10体の魔物は人間を滅ぼそうとするし、それで人間が本当に絶滅したりすると感謝の心を集められないから、と。その結果、闇の竜バルボロスは弱体化、もしくは滅びてしまい、ゲーム時点から300年前まで時間は進む。 ここで配信クエストで明らかになる魔帝国ガナンとその歴史について説明。 ゲーム時間から300年前、魔帝国ガナンはベクセリア地方にあり、その時点では帝国でなくガナン王国だった。その頃のガナンは「ガンベクセン」という立派な王に治められた強大な王国だったという。 しかし、息子、王子である「ガナサダイ」は王による重圧に耐えかね、また王位を狙ったことから、王を殺害。王位をうばう。 廷臣であるギュメイ将軍の制止も聞かず、本当はその次の成人の日、王位を譲られるはずだったとも知らずに。 そして王位につくと王国を帝国ガナンと改名、何らかの魔術、呪術で王の名と記憶を奪い、ベクセリア西のふういんのほこらに、記憶をなくした王の魂を封印すると、東、現在のガナン帝国まで移動した。 ちなみにそのガナサダイにはサンドネラという妻がいて、これがとんでもない悪妻で。「カデスの牢獄」を作り気に入らないものを閉じ込めたり「雨の島」に本当はあった世界樹をなんか気に入らないという理由で焼き払ったり、とまあ悪行の限りを尽くしたらしい。王は彼女をサンディと呼び可愛がっていたとか。 ※もしかしたらガナサダイの方ではなく、殺された王の妻(ガナサダイの母)だったかもしれない。ただ、そんな悪女をかわいがって野放しにする王が立派な人として信頼を集めるとも思えないし、後にどうやら幼な妻だったのではないかと思われるセリフがあるのと、建物的にもガナサダイとサンドネラが夫婦と思った方が自然かと思えるので、その方向で話を進めます。 そして魔帝国となったガナンは世界征服を開始。グレイナルのいるドミールの里や、ルディアノ、セントシュタインと言ったいろんなところに攻め込み始める。 ちなみにセントシュタインとルディアノは同盟国。ガナン帝国が攻めてきたなど、セントシュタインが危機に陥ったときに、ルディアノから助っ人が駆け付け、窮地を救った。 しかし、その後、ルディアノを滅ぼそうとした妖女イシュダルの討伐にむかった、ルディアノの黒騎士レオコーンは、レオコーンに恋したイシュダルの術にかかり、自国に帰ることはなかった。 その間に本当はレオコーンと両思いだったルディアノの王女、メリア姫は、セントシュタインに嫁ぐ。 しかし、メリア姫と結婚した当時のセントシュタイン王は、自国を守るため。いけにえの魔神と契約、ルディアノの民を犠牲にし、帝国ガナンからセントシュタイン国を守り、その後、魔神をも騙して封印した。 ※……ここらへんの時系列が正直よくわからないのですが、流れ的にたぶんガナン帝国が攻めてきた、侵略中のことと思われます。 ちなみにその最中か、もしかしたらガナン滅亡後か、とにかくサンディは国の未来を憂いた高官に斬られたうえに、その後国から追放。自分を追放した帝国など滅びてしまえ、と憎しみを抱きながら死にいたる。 ※セレシアの実体化した闇の心であるサンディが、幼いうちに死んだ少女は妖精になるとの伝説の通り、妖精サンディとしてよみがえり。……セレシアはそのサンディを保護し、自分の妹として育てた……のではないかと推測されるイベントおよびセリフ(サンディはもう一人の私ですとセレシアが言っている)は出てくるが、あくまでこちらの妄想補完ですのでこれが正しいかは定かではありません。 ※また、いけにえの魔神のモンスターリストの説明を見ていると、それこそいけにえの魔神がサンドネラあたりと契約して、ガナン帝国の滅亡まで導いたり。なぜかルディアノを滅ぼそうとしていた妖女イシュダルと関係があるような気もするのですが……配信されるストーリークエストをクリアしても、そのあたりは結局わからないままです。 さて、そんな中、配信クエストによる回想より、イザヤールの師匠エルギオス。 天使の中でもとても偉い彼は、人間が気にいって頻繁に人間界を訪れます。弟子であるイザヤールは神は人間が愚かだと言っていた、そんな人間にあまり肩入れしない方が、と止めるが、エルギオスはイザヤールに自分の思うようにしなさい、と言って人間界におりる。 イザヤールは双子の妹であるラヴィエルがエルギオスに賛同しているのもわからない、もしいずれ自分が弟子をとることになったら天使界の掟をきっちり教えなければ、とぼやきつつエルギオスを見送る。 しかしエルギオス、負傷。弱った結果、人間の目に映るようになり、ナザム村の村長とその娘ラテーナに拾われ、介抱される。 そこに世界征服をたくらむ帝国、ナザム村に来て村長を脅迫。特にドミールがどうとかそういうストーリー上の深い意味もない感じ。それを見かねたエルギオスは兵士たちを追い返す。が、結果帝国に目をつけられる。 ※もしかしたら帝国は、いけにえの魔神と契約することで、天使およびエルギオスの情報を得ていて、天使の力を利用する研究を既に始めていて、ナザムにはさぐりを入れるため兵士を差し向けたのかもしれない……が、それは飛躍しすぎのような気も。 その後、今度はエルギオスを狙って村に来た帝国軍。村長はひそかにエルギオスを受け渡すことを決意。村長の真意を知らず、負傷したエルギオスを止めるためと言われた娘は、村長の意図した通り、彼に眠り薬を飲ませる。だが帝国は村長を殺害。誤解に誤解が重なって愛した娘に裏切られたと思ったエルギオスは、人間が大嫌いになった上で、捕まってしまう。 しかしその娘、ラテーナは実は魔獣アルマトラに救われていた……ことが配信クエストで明らかに。 アルマトラはもともと人間を滅ぼすために作られた魔物の一人だったが、その心をラテーナが開いた……とモンスターリストにのっていたりします。あ、のってるだけ。その他イベントによる説明・具体的なエピソードは全くありません。 そしてエルギオスが帝国に捕まったため、ラテーナは彼を助けようと、竜のなみだ、を探す。 どうやら竜のなみだには天使の魔力を回復する力があるらしく。ラテーナはグレイナルを訪ね涙を流すよう頼んだり、ドラゴンの涙、という宝石を探すが、結局手に入れることはできなかった。仕方なく自らエルギオスを救おうと、空を飛べるアルマトラの力を借り、空から帝国に突入。 アルマトラの力を借りながら牢獄の最深部を目指すラテーナだったが、牢獄まであと少しの所で兵士に斬られ、ラテーナ死亡。竜もどきの魔獣アルマトラが心から流した涙は、竜のなみだとなって床に開いた穴からエルギオスのもとへ届く。 かくして魔力を回復し、ひと時の自由を手に入れたエルギオスだったが、既に真実からは遠ざかり心が壊れていたため、その力で帝国をすべて焼き払い、力尽き、また囚われの身に。 そして帝国は滅び、エルギオスの怨念パワーが貯まってよみがえるまで世界はひと時の平和を手に入れ、ゲーム時間に続いた……かと思われます。 (以下コメントですので見たくない方はスルーで) こちら配信クエストとか二次創作小説を出した当時に二周目やって、一周目のデータとセリフ含めてまとめておいた、全体の設定メモです。2009年の発売、2010年の配信クエスト全公開から15年近くたってますが、なんか出てきたので。……あくまでも当時の、ゲーム上で出てる設定のみを参考にしているため。実は違うよーとか後々の他外伝やソシャゲと設定違うよーと言われても、対応できませんのであしからず。 |