おもいでぼろぼろ
〜ドラゴンクエスト編〜
ドラゴンクエスト3編
〜大人になるということ〜
小学生のときだった。
当時ドラゴンボールが大好きだった私は、ドラゴンボールの作者がキャラクターデザインをしていた、ファミリーコンピューターことファミコンソフトのドラゴンクエスト3を親にねだって買ってもらうことに成功。生まれて初めて、ドラゴンクエストシリーズをプレイした。
小学生、それも低学年だった当時の私は「ぼうけんのしょをつくる」から、自分の名前を入れ、性別も自分と同じ「おんな」にし。それは「私(女)用の冒険の書」……という意味だと思っていたら、自分の名が勇者の名前になっていて。え?そういうこと?と驚き。その後、自分で名前と職業を決められる冒険の仲間には、家族の名前を入力。結果、私のドラゴンクエスト3には男戦士の父・女僧侶の母・魔法使いの兄弟・女勇者の私、という家族パーティが誕生。勇者の故郷、アリアハンから世界を救う旅に出た。
しかし、初めてのドラゴンクエストは、当時の私には難しく。わからないことだらけだったので、攻略本や公式4コマ劇場などを買ってもらい、読んだ結果「『アッサラーム』という町に『ぱふぱふ』という大人なイベントがある!」と知り。難しいけどとりあえずそこまで行こう、とそれなりにがんばって。……リアルタイムで数日、あるいは数週間かけて、その『アッサラーム』にたどりついた。
が、ぱふぱふをしようと誘ってくるはずの女性キャラに、勇者の自分を先頭にして話しかけたものの
「こんばんは、お嬢さん、星が綺麗な夜ね」
……などと、まるで相手にしてもらえない。せっかくここまできたのに、どういうこと?と動揺しつつ、しばらく悩んだ私だったが。その後、お嬢さん……これは性別が問題、つまり男性キャラを先頭にして話しかけないとダメなのでは?と気づき、男戦士の父・女僧侶の母・魔法使いの兄弟・女勇者の私、という年齢順に並びをかえ。ついに父のキャラが「ぱふぱふ」に誘われることに成功した。
しかしドラゴンクエスト3の「ぱふぱふ」とは、男性キャラが、町にいる女性キャラに連れていかれた真っ暗な部屋で「き、きもちいい……」などと言ったところで明るくなり。……男性キャラに気持ちのいいマッサージをしていたのは、ゴツイ男、女性キャラの父親だった、というもの。
当時の私には「たぶんだまされたシーン」ということだけはわかったものの。所持金ことゴールドが大量に減るわけでもなく、何が悪いのか、何がだまされたことになったのかも、よくわからず。……ただただ無言で出てきたらしい父のキャラと、その父を見て「なにも聞きたくないわ、さあ行きましょう!」などと怒っている母のキャラだけが目に入り。
アッサラームに来るまでの敵も強く、それなりに苦労して、なんならリセットも使ってようやくここまで来たのに。何も面白くない、これが大人?と、そこで投げてしまい。……結果、初めての冒険の書、勇者私の物語はここで終わってしまった。
私の初めての冒険は、世界を救うどころか、自分の家庭、身近な世界を崩壊させただけの物語であった。
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ドラゴンクエスト5編
〜大人になるということ・その2〜
小学生のときだった。私はドラゴンクエスト5をプレイした。
ドラゴンクエスト5はスーパーファミコン専用ソフト、ファミコンことファミリーコンピューターとは別の新しいゲーム機が必要だったこともあり、買ってもらえたのは発売日からしばらく後。そして私はドラゴンクエスト情報を豊富に出す、週刊少年ジャンプを買ってもらっていたため。プレイ前から、中途半端にネタバレな情報を知っていた。
そのネタバレ情報の一つが、ドラゴンクエスト5の『オラクルベリー』という町には大きなカジノがあり。遊べる、ギャンブルができるということ。しかしドラゴンクエスト5は主人公が少年、およそ6歳の状態から始まり。スーパーファミコンソフトのパッケージにある姿、青年にならなければ、そのオラクルベリーには行くことができなかったため。小学生の私は思っていた。「早くカジノに行きたい!遊びたい!だから早く大人になりたいなー。……ゲームだし、主人公はどうやって大人になるんだろう?」と。
そして特に大人になる展開の予想もしないままゲームを進め、知った。少年の主人公は、あるとき、卑怯な悪者に、強く頼りがいのある父、パパスを殺され。さらにさらわれ、どこかの教団の奴隷にされて。人を人とも思わない境遇で強制労働させられた状態で、約10年を過ごし。成長、大人になる、ということを。
大人になるということは、決して幸せなことばかりではないと知った。
〜ラインハットの罠〜
小学生のときだった。私はドラゴンクエスト5をプレイしていた。
私がドラゴンクエスト5を買ってもらって遊べたのは、発売からしばらく後だったが、そのぶん、それなりにくわしい攻略本も出ていたので。攻略本も買ってもらって、冒険はそれなりに問題なく進んでいた。
しかし「ラインハット」という城でのこと。……そのラインハットのイベントをクリアしなくてはゲームが進まず、クリアするには隠し通路を見つけ、城の中に侵入しなければならなかったのだが。私は、どうしてもその隠し通路が見つけられず。あまりにも見つからないので「もしかして、過去のドラクエにそういう要素があったように、レベルが上がれば、隠し通路を見つける、あるいは見つけなくてもいい技とか魔法を覚えるのかも?」と思い。私は、ひたすら周辺の敵を倒し続けた。
しかし、キリのいい、あるならば何か覚えそうなレベルに何度か到達した……ものの。私の思ったような魔法や特技を覚えるような気配は、まったくもってなかったため。……こうなったら下手な鉄砲数撃ちゃ当たる、とラインハットの城の壁に、片っ端から突撃しまくった結果。お城の真正面、昼間は橋の下になっていて見えない場所から、念願の城内に入ることに成功。
私のラインハット初訪問がたまたま夜で。夜には、昼の間、城と町をつないでいる、その「橋」こと「はね橋」が上にたたまれ、城の大扉が隠され。かわりのように、城の下の地面部分に隠し通路……というには大きすぎるほどの、最終的に侵入できた、その入口が見えていた……のだが。
私は「なんだろうあれ?あー、夜には城の入口の鉄の扉が、下にくさりでおろしてあって、あんなふうに見えるのか、船のイカリみたいに……」と思い込んでいたため。数日、あるいは数週間、隠し通路に気づかなかったことが判明。……気づかないまま、本来レベル17程度でクリアできるはずのラインハットで、レベルを30にまで上げていた。
強すぎる思い込みや、先まわりしすぎた解釈は、時に真実を遠ざけると学んだ出来事であった。
〜天空の装備〜
小学生のときだった。私はドラゴンクエスト5をプレイしていた。
途中、ラインハット城の隠し通路で行きづまり、レベルが上がりすぎた部分はあったものの。その後の冒険は、それなりに問題なく進んでいた。
そしてクリアして、気がついた。……本来、集めて勇者が装備しているはずの天空の武器防具。「剣」「鎧」「盾」「かぶと」の4つ。そのうち、私の勇者は「盾」しか持たないまま、クリアしていたのである。
前作でありクリア済だった、ファミコンのドラゴンクエスト4では、その「天空の装備」を4つすべて集めないと、クリアができなかったため。私はそういうもの……「天空の装備」はストーリーの流れで勝手に集まる、集めなくてはいけないものだと思っていて。途中「なんか天空の装備集まらないなー、あ、ドラゴンクエストの1みたいに、ラストダンジョンとかにあるのかも?」などと思っていたが、別にそうでもなく。ついでに言うなら当時は小学生で、自由に長時間ゲームをできる環境でもなく、短時間で飛び飛びにプレイをしていたため、ストーリー設定の記憶が薄く。そもそもなぜ自分というか主人公が、天空の武器防具を集めることになっているのか、それすらもわかっていなかった。
さすがにこれはまずい気がする、と攻略本を手に、改めて世界をまわった結果。
「天空の鎧」は情報があったかなかったかもわからない洞くつにあったのでしかたないとしても。「天空のかぶと」があった「テルパドール」という町には、そもそも勇者と出会う前に立ち寄り、後に主人公の仲間となった勇者と共に訪れることで「天空のかぶと」が手に入る……はずだったが。私はそのテルパドールの存在を見逃していて、初クリアするまで、一度も立ち寄ってなかったことが判明。
さらに「天空の剣」に至っては、本来ならばゲーム序盤、ラインハットの隠し通路よりも前に見つかり。そこで「天空の剣」と共に、主人公の父ことパパスからの手紙を発見。その手紙を読むことで主人公に「勇者を探す、あるいは出会う、そのために勇者にしか装備できない、天空の装備を集める」というストーリー、ゲームの目標ができる……はずだったにもかかわらず。
私はそれら、その剣と手紙があり、中に入れるはずだった洞くつを「あれ?この洞くつ、子どものときは行けなくて成長した今は行けるようになったかと思ったけど……やっぱり行けないのか、ふーん……まっいっか!そのうち行けるようになるかもしれないしね!」とスルー。ストーリーで天空の装備を集めてる状況にも「ドラゴンクエスト4でも集めてたし」などと特に疑問も抱くことなく。しかもたいして集まりもしないまま、ゲームをクリアしていたことが判明した。
ドラゴンクエスト5は、ある意味で親子、特に父と子の感動の物語である。……しかし、その父の残したもの、たくされた思いの形を、知らずとはいえ何一つ受け継がず、うっすら踏みにじったままなんとなくクリアしていた私は、果たして感動する資格があったのだろうか……と、思い返すと、思わなくもない。
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ドラゴンクエスト6編
〜深海の迷い人〜
中学生のときだった。私はドラゴンクエスト6をプレイした。
ドラゴンクエスト6は発売日に買ったため、プレイ中はくわしい攻略本などはまだ発売されてなく。あまりに行きづまった、困ったときは、当時同じようにプレイしていた同級生たちと、情報交換をしながら進めていた。
そんなある日。私は「マーメイドハープ」を手に入れた。マーメイドハープとは、使うと「深海」に行くことができ。深海に行くと、結果今まで行けなかった場所に行けるようになる……というアイテムで。……入手後、イベントでそのまま、地上の海から、深海を示す別マップへと移動した。
しかし、深海は暗く、見た目が恐ろしい場所だったため。とりあえず地上に戻ろう、とボタンを押したが、反応せず。「え?これ、どういうこと?……何か地上に戻る道を見つけないと、戻れないってこと?」と思った私は、動揺しながら深海を探索。
戻ることもできず、瞬間移動呪文や迷宮脱出呪文もかき消され、そのうえ出てくる敵も強い、という絶望的な状況で、暗い深海を数時間さまよい続け。途中で本来、その後のストーリーで倒すはずだったであろうボスを、何の情報もなく、よくわからないまま倒してしまい。結果、そのボスによって封印されていた、わりと重要な町を復活させた……らしいものの、それでも地上に戻れず、復活したその町に行くこともできず。セーブもできず、回復アイテムも尽きかけ、家族には野球が見たいからテレビを解放しろと言われ、絶望しかけたところに、やっと地上につながるほこらを発見。……井戸を抜けて明るい町に出られ、心から安堵した。
「ていうか地上に戻る道が広い世界に二つぐらいしかないってどうなんだよ、深海の世界……」と思いつつ、とりあえずその地上につながるほこらのことがわかったため。そこを拠点にしながら、少しはストーリーを進めていて。学校で今どのあたり、と同級生男子に聞かれ「マーメイドハープを手に入れて、それでおしゃれコンテストをやってるところに行きたいけど、まだ行けないんだー」と言ったついでに、前記の深海の不満について話したところ。
「え、何言ってんだよ、自由に地上に戻れるだろ。……何ボタンって、Bボタンで」と、非常にあきれた目で見られた。
半信半疑で家に帰ってBボタンを押したところ、実際に地上に戻ることができ。……わ、私のあの恐怖の数時間は……少しずつアイテムの貯えが削られ、死に近づく恐るべきストレスまみれの数時間は……なんだったの……?と気持ち真っ白になった。
次の日に学校でその同級生には報告しつつ礼を言い、ドラゴンクエスト6のプレイを続行。深海を長時間さまよって、平均レベルが25から35ぐらいまで上がりすぎていたため、その後、本来は盛り上がるはずのストーリーの演出が、一部無駄になったりはしたものの。あとは特に困ることもなく、順調にクリア、エンディングを見た。
それから10年以上が過ぎ、私は別に気になることがあって、スーパーファミコンのドラゴンクエスト6をリプレイすることにして。懐かしく思いつつゲームを進めていたところ、かつて深海でさまよった、その出来事を思い出した。
「あれってなんだったんだろう?中学生のころの話だし、自分がちゃんと説明を読んでなかったか、Bボタンの押し方が悪かったのかな?」などと思いながら、そのマーメイドハープを入手するシーンへとたどりつき……気がついた。
そもそもそのシーン「ボタンを押して戻る」などという説明は本当に一切、まったくなく。そして深海へ行って、セリフが消えた直後は、演出なのか何なのか、とにかくBボタンをしっかり押しても反応せず、地上に戻れなかった……ということに。
……私、一つも悪くなかったじゃねえか!返せ!あの恐怖ですり減った時間を!あと自分が悪かったのかな?と自分を責めた心の傷を返せゴラァ!
気になってたことは無事わかったが、気づかなくていいことまで気づいてしまった、よくてプラマイゼロ、なんならマイナスな結果になった、6リプレイ時の悲しい話。
〜われらが英雄・アモス様〜
中学生のときだった。私はドラゴンクエスト6をプレイしていた。
私の場合ではあるが、それまでのドラゴンクエストシリーズと違い、6は発売日に買ったので。くわしい攻略本などはまだなく、当時同じようにプレイしていた同級生たちと、お互いに情報交換をしながら進めていた。
そんなある日のことである。明らかにゲームも終盤になっていた……にもかかわらず、私は仲間にできるはずの「アモス」と言う戦士キャラを、仲間にしていない、会ってすらいなかったことに気がついて。雑誌だったか、くわしくはないが多少は役に立つ最速の攻略本だったか、とにかく何かで情報を見たところ、自分がアモスがいる村の存在を見逃していたと知り。あわててその村へ行き、イベントを進め、無事、アモスを仲間にした。
次の日、同級生男子に今どのあたりか、と尋ねられ。……その相手は私より早くストーリーを進めていて、何ならクリア後のやりこみに手をつけていたのを知っていたので。私がネタバレを気にする必要はない、と思い。
「そろそろクリアだと思うんだけど、実はアモスを仲間にするの忘れてて。昨日やっと仲間にしたとこなんだ」と言ったところ。
「え、あのイベントをクリアしたのか?……すごいな、おまえ」と驚かれた。
……とはいえ、アモスを仲間にするのは、そんなに難しいイベントではなく。
アモスのいる村に泊まって、夜中に化け物になったアモスを見て。村人に「アモス様は村の恩人。化け物になるのも村を襲った化け物を、退治したときにアモス様が化け物にかまれたせい。だからアモス様は悪くないし、化け物になって暴れたときの記憶もない。どうかアモス様には内緒にしてくれ」などと頼まれて。……その後、アモスに話しかけたときに「アモスに本当のことを話しますか?」と出てくる選択肢で「はい」を選ばず、アイテムを取ってこればいい話。……しかも「はい」を選んでも「本当に話しますか?」と、最低でも二度は確められるので。それでも無理に「はい」を選んで話さなければ、問題なく。
正直、私は反応を見たかったので、念のためセーブをしてから、本当のことを話し。それを聞いて「わっはっは冗談でしょう」などとほがらかに笑うアモスを見て「なーんだ、この程度の反応か、つまんないのー」と思いつつリセット、ロード。アモスに本当のことを話さなかった状態で、アイテムを取りにいって、無事アモスを仲間にした……ため。
「え?でも、あんなの普通のイベントでしょ?どうして失敗したの?」と、その同級生男子に聞いたところ。
「……セーブして本当のことを話してみたら、なんでもない反応だったから、なんだ問題ないのか、とアイテム取りに行って帰ってきたら、アモスがいなくなってた……」
気になって周りに聞いてみたところ。他にも聞いた同級生男子は、のきなみアモスに本当のことを話して、仲間にできず。同級生の女子は村人に言われた通りに本当のことを話さないか、話したとしても私のように、事前にセーブしてリセット、話したことをなかったことにして、問題なく仲間にしていた、と知って。
複数から絶対にやるなと言われたことを、それもセーブからリセットという救済機能があってなお、やって失敗するって……男って……バカだな……と、中学生にして思った出来事であった。
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おまけ
〜補足という名の書きたいこと〜
〜ドラゴンクエスト3について〜
・アッサラーム周辺には「あばれザル」という攻撃力の高いモンスターがいて。公式攻略本の推奨レベルに達し、その時点でそろえられる最強装備をそろえていても、僧侶や魔法使いが一撃でやられることもあったため。ぱふぱふの件や小学生という年齢がなくても、アッサラームは挫折ポイントの一つだった。
・そもそも3はファミコンソフトで、ソフトの持つ容量が少なかったこともあり、女勇者にしていてもセリフ差分がほんのわずか、片手の指程度と、だいたい男あつかいされていたため、ぱふぱふイベントの発生条件に性別が関係してるとは思わず、動揺したような気がする。
〜5・天空の装備について〜
・そういえば「テルパドール」が私の冒険の書1こと、初回データの「一度行った場所にすぐ行ける呪文」こと、ルーラの行ける場所一覧になく。バグかそういう仕様なのだ、と当時思っていたが、単に初回見逃していた結果だったと後に気づいた。……初回はそもそも「テルパドール」の存在に気づいてなかったか、あるいは町やほこらなど、気になるところが複数あるから、順番に一つずつ進めていこう、ぐらいの気持ちでチゾットの山道、グランバニアへの道に先に行き、長時間の冒険になってしまったうえ、その後のストーリーが結構な衝撃の展開に進んだため、すっかり「テルパドール」を忘れていた……と思われる。たぶん。
・天空の剣もそうだし、幼いころにはぐれ、成長後に再会したキラーパンサーが持っていた「パパスの剣」も、ただの背景だと思って見逃していて、4コマ劇場で初めてその存在に気づいて取りに行った。ことごとくパパスの遺産に気づかなかった初回プレイだった。
〜6・深海の迷い人とアモスについて〜
・深海で通常レベルも職業レベルも上がりすぎてしまい、本来ならストーリー上で、ドラゴンクエストシリーズで勇者が使える雷呪文の「ライデイン」を主人公が覚えるという盛り上がるシーンだったのに「え?私覚えてたよな、ライデイン(ダメージ約80)どころか上位呪文のギガデイン(ダメージ約200)を……」と、疑問で感動を邪魔される始末であった。
・アモスのいる村も、5のテルパドール同様見逃したので、私はたぶん町を見逃しやすい傾向がある。ただアモスのいるモンストルの村は、海から大陸の海岸線に、かなり近づかないと見えない位置にあり、リプレイ時に存在とだいたいの位置を知っていてなお見逃しかけたので、そもそもモンストルの配置がわかりにくかった、と言えなくもない。
・深海云々で教えてくれつつも非常にあきれた目で見てきた同級生男子と、アモスを仲間にするのを失敗したと最初に告げてきた同級生男子は、私の記憶がたしかならば同一人物なので、ある意味でお互い様、おあいこである。
〜同級生男子の名誉を棄損しておしまい〜
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