私とネオロマンス
〜私とアンジェリーク〜

はじめに…。


・このページは、コーエーの女性向け恋愛シミュレーションシリーズこと「ネオロマンス」との管理人の出会いをテーマにした思い出語りです。

<注意!>

・以下、ネタバレです。間違えて来てしまった方、内容を知りたくない方、また、かなり管理人の地が出てますので、管理人に夢を持っていたい方お戻りください

・「アンジェリーク」シリーズのキャラクター、およびゲーム設定を知っていることを前提で書いてます、ご注意ください。

・セリフは基本意訳です。細かい点で本編と違っても気にしないでください。

・内容上、くだけた表現などが文中に普通に使用されていますので、そのような表現が苦手な方はご遠慮ください

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タイトル

あらすじ

はじめに

前置き

ネオロマンスと私

私とアンジェリーク

おまけイラスト

おまけのタイトルというか
見出し画像
(※本文内容のネタバレあり)

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・はじめに

 ・30年近く前の思い出話なので、雑誌名その他はまちがってる可能性もあります、ご了承ください。

 ・当時の雑誌の記事写真など、証拠を出していただいたうえで違うぞ!などと指摘していただくことがあった場合、心より感謝してお礼を言いつつ、謝罪したうえで訂正させていただきます。

 ・以下、ネタバレしつつの管理人の自分語りになりますので、苦手な方はここでお別れしてください。


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 私がアンジェリークを知ったのは、中学生のとき。おそらくですが1月か2月。

 買っていた雑誌、(たぶん)Vジャンプで「ゲームのジャンル名にツッコミ!」なコーナーがあり。その一つに、スーパーファミコン(※以降SFC)ソフト「アンジェリーク」が入っていた……のがきっかけでした。……他にもテイルズシリーズが「ジャンル名長いよ!」などとつっこまれてて、アンジェリークは「ネオロマンスってなんだよ!ロマンスだけでもわからないのにネオって!」……などとつっこまれてた記憶。

 とにかく「ネオロマンスってなんだよ!」なツッコミとともにそこにあったのは、ゲーム「アンジェリーク」の画面写真。緑の木々にかこまれた水辺、小さな滝がある場所で、金髪と赤い服の少女、アンジェリークが(たぶん)「きゃっ私ったら何を考えてるのかしらうふふ」などと言ってるシーン。……ざっくりと書かれていた説明によると、ゲーム「アンジェリーク」の主人公、アンジェリークは男性キャラとデートもできるらしく。

 ゲームと言えばドラゴンクエストかスーパーマリオで半年以上遊ぶ、あとはせいぜい任天堂ソフトや有名ソフト、ぐらいだった私には「戦闘能力は皆無そう、肌の露出も低いこの女の子が、ゲームの主人公……?」「そしてデートができる……?デート……?」と、衝撃で。……アンジェリークというゲームソフトが何をどうするゲームなのか、想像すらつかず。見知らぬデートのシーンが、夢にまで出てくる始末。……ちなみにその夢は『ドラゴンクエストの宿屋のような簡素なドット絵の建物で、顔グラありの男、少年漫画の主人公的なツンツン髪の男が、女主人公をデートに誘う』……という夢で。……インターネットもまだ普及してない時代、アンジェリークの情報ゲットの手段が、その雑誌の1コマしかなかった当時の私には、夢でさえそれがせいいっぱいのイメージだったのです。

 夢にまで見るぐらいほしいならいっそ買おう、と心に決めて。自転車に乗ってSFCソフトを扱ってるお店を、遠いところから三軒まわり。三軒目、一番近いお店でSFCソフト・アンジェリークの箱を見つけ。「これ、展示品でこれをそのまま渡す形ですがいいですか」などと店員さんに尋ねられ「はい、いいです!(なんでも!)」と答え、用意してきたお年玉から、約1万円かもう少し払った……のが、私の初めてのネオロマンスこと、アンジェリークとの始まりでした。


 ……が、ついに手に入れたとはいえ、何もかもが初めてのネオロマンス。名前の入力に星座や血液型の選択、さらに育てる大陸の名前まで自分で入力することに感動しつつも少し疲れ。デフォルト名の存在も知らず、素直に入れた自分の名前を「それは『天使』って意味です!」などと言われ「え、そ、そうなの!?天使……?天使……?私の名前、天使って意味だったの?」と混乱し。

 ピンクの美女、ディア様からの説明と、9人の美形男性こと守護聖たちの紹介……などの情報量に疲れ果て、リアルにちょっと頭が痛くなり。

 それでもゲームの目標が「女王になること」で「同じ女王候補ことライバルのロザリアと競い合う」ことは理解、そしてその守護聖と、デートができる、仲良くなれる、ということだけは知っていて。……女王になるかどうかはともかく、私は守護聖と仲良くなりたい!と思ったものの。最初は誰を選んでいいのか全然わからず、自分の好みで選ぼうにも、すぐにピンとこなかったため。通ってた中学校に説明書を持っていき、同級生の友人に、説明書を見せつつどの守護聖が好みか聞いて、なるべくその人たちを狙った……ものの、相性が悪くて全然無理で、狙った守護聖ほぼ全員、ロザリアに取られる始末。

 夢にまで見たデートも、実際にやってみたら「森の湖」と「私の部屋」でのデートは「なんかすぐに終わってよくわからない」じゃあ、と行ってみた「公園」デートは「なんか怒られて帰られた、え、デート……?ていうかもう一日終わり?」などと本当に全然、うまくいかず。結局、守護聖たちのほとんどがロザリアの味方になり、ロザリアの大陸を育成、ロザリアが女王になって、主人公は女王補佐官に誘われることもなく。……最後に主人公を天使と慕う、神官のいる大陸に立ち寄って、一回目はおしまい。……ただただいろんなことに翻弄され、守護聖たちと仲良くなった実感もないまま、終わってしまいました。


 その後、とりあえず「ロザリアに勝って女王になること」を優先プレイ。2周目で無事に主人公は女王になり、その後で守護聖との恋愛エンディングの存在を知り。……途中からやり直して相性がよかったキャラと恋愛エンディング、美麗でラブラブなエンディング絵を見て。……ある程度やり方もわかってきたため、今度こそ!と少しずつ、初回でロザリアにとられてしまった守護聖たちとも、恋愛イベントやエンディングを見られるようになってきて。SFCのアンジェリークのセーブデータが二つしかないことにやきもきし「…私は違うな」「君は妹のようなものなんだ」「人のエモノに手を出すほどがっついちゃいないんでね」「何言ってんだよ。俺はお前のこと好きだとか思ってるわけねーだろっ」などなど、途中ありとあらゆる失敗や失恋を重ねつつも、なんとか全員分、エンディングを見ることができた……のが、私とアンジェリークこと、ネオロマンスシリーズの、初めての思い出です。


 その後も、続編を買い続けながら、興味がありそうな友人に熱く語ったり実際のプレイを見せたりすることで、少なくとも友人3名を、まんまと底なし沼にハメ……布教したり、布教した友人の方が先にCDドラマや関連書籍やグッズを買っていたり、布教した友人に誘われ、横浜で行われていたリアルイベントに新幹線に乗って参加したり「遙かなる時空の中で」や「金色のコルダ」もネオロマンスシリーズということで購入したり……と、まだまだいろいろとあるのですが。

 その始まりは、漫画や他のゲーム目当てに買っていたVジャンプの、たぶん別にむこうもそういうつもりじゃなかった「ゲームのジャンル名にツッコミ!」なコーナーの一コマ。……あれがなかったら出会ってなかった、出会っていたとしても、もっと後だっただろうな……と思うと、運命って不思議だな、と思います。


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