おもいでぼろぼろ
〜ネオアンジェリーク編〜

はじめに…。


・このページは管理人・さかえの「ネオアンジェリーク」にまつわる、個人的な思い出話です。

<注意!>

・以下、PS2版ネオアンジェリークの、ストーリー・システムにかかわる重大なネタバレが含まれます。間違えて来てしまった方、ネタバレ内容を知りたくない方、また、かなり管理人の地が出てますので、管理人に夢を持っていたい方はお戻りください

・リアルタイムで15年以上前に発売したゲーム、そのころの話のため、一部正確でない可能性があります。また、セリフは基本意訳であり、意味はあっていても、ゲーム上のセリフそのままでないこともあります。なるべく気をつけてはいますが、まちがっていたらごめんなさい

・内容上、ゲームへの怒り、悪口や暴言ともとれる表現、およびくだけた表現や絶叫などが文中に普通に使用されています。苦手な方は見ないでください

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おもいでぼろぼろ

〜ネオアン編〜


 ネオアンジェリーク編

 〜ネオということ〜

 あるときのことだった。私は「ネオアンジェリーク」をプレイした。

 同じネオロマンスシリーズの「アンジェリーク」が好きだったため。アンジェリークシリーズの新作と思い、購入。……でも、ネオってなんだろう?と思いつつも、プレイした。

 システムはそれまでのアンジェリークシリーズとはだいぶ変わっていて、途中でバッドエンドになったりもしたものの、そこまで問題はなく。私は初回で、攻略キャラの一人である「レイン」と無事、恋愛エンディングを迎えることができた。……しかし恋愛エンディング後に確認したところ、そのレインとの恋愛イベントで出るであろう一枚絵、スチルが一つ、抜けていた。

 バッドエンドはともかく、基本は今までプレイしたアンジェリークシリーズの攻略法にのっとり、レインの好みを知り、それに合った選択肢を選んでいた……つもりだったので。途中、なにかまちがったかな?とも思いつつ。しばらく後に攻略情報を見て、そのイベントスチルの出し方を知り、やってみた。

 すると、その該当イベントは、夜更かししてがんばるレインに、主人公がさしいれをするイベントで。そこでレインの好物……ではなく、レインはあまり好きでない食べ物の選択肢を選んだときのみ、イベントスチルが出るという形だった。

 ネオアンジェリークのネオって、そういう……今までのアンジェリークシリーズの必勝法は今回は通用しないよ!って、そういうこと……?と眉をひそめつつも、変な納得をせざるを得ないシステムであった。


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 〜それでいいのか〜

 それからしばらく、私は「ネオアンジェリーク」をプレイしていた。

 ネオアンジェリークは、当時のネオロマンスゲームのシステムとしては、一番と言ってもいいほど快適・便利なシステムで。一度見たイベントなども細かく回想できた……のだが。その反面、分岐も多く、コンプしようと思うと、なかなか難しく。私はとりあえず、無理せずできる範囲でやってみよう、まずは全攻略対象キャラと恋愛エンディングを見て、それからコンプも考えよう……などと思いながら進めていた。

 そしてメインキャラ4名とサブキャラ2名、全6名との恋愛エンディングを見た、私は思った。

 「一緒に戦うメインキャラは、仲良くなると、その人のルートに入って、そのキャラメインのストーリーになるから無理そうだけど……一緒に戦わず、共通部分も多いサブキャラ2名は、二又をかけられるのでは?」と。

 思いついたら挑戦したくなった私は、試しにサブキャラ2名を二又……恋愛イベントをほぼ交互に進め、二人の恋愛イベントを、恋愛エンディング直前レベルにして。そして最後の戦いこと、ラスボス戦に行き、勝利後の選択肢。……『宇宙の意思』的な声が主人公に「誰か思い出す人はいないか」などと聞いてきたときに、該当の相手を選ぶ……ことでストーリーが分岐。そこから二人、どちらの恋愛エンディングも見られることを確認した。

 確認後、私は思った。

「二人は問題なく見られたけど、これ『(誰も)思い出さない』みたいな選択肢も一番下にあったから……それを選べば、私が見られていないノーマルエンディングも、見られるのかな?」と。

 そしてロードし『誰も思い出さない』を選んでみたところ。宇宙の意思は言った。

「いや、お前には思い出すべき相手がいたはずだ、思い出せ」と。

 すると主人公は「そうだわ」などとプレイヤーである私の意思とは関係なく、二人のうち一人のことを思い出し。そのまま、そのキャラと恋愛エンディングへ。……私が見たかったノーマルエンディングは、見られなかった。

 え、わざわざ選択肢を用意しながら、プレイヤーの意思が強引に無視されることってある?主人公が恋愛を選ばなくても、それは別にいいのでは……?いや確かに主人公、二人どっちとも「必ずあなたのもとに帰ってくる」とか約束してたしその約束破るのはもちろんよくないけど、それ言うなら、そもそもの二又がダメじゃね?そこ強制にするなら、システム的に二又ができなくなるようにしておくべきでは……?

 などと今でもふと思い出す、わりと低めのいい声で、断ったのに強制的に恋愛エンディングへと導かれるという、ネオどころじゃない旧型の価値観を押し付けられた気もしなくもない、ラストプレイ時の微妙な思い出。

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