駄文日記〜映画

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2022/2/16

 映画すみっコぐらし「とびだす絵本とひみつのコ」

 見ました。だいぶ前ですが友人にすすめられてたので、検索してNetflixで見られると知ってこの機会に。

 冒頭のキャラ紹介で

「な、なんだこれ、既にちょっと切ない!とんかつ、私でよければ食べてやるからいつでも来い!いつでも!えびふらいのしっぽも一緒でいいから!まとめて食べる!あとぺんぎん、おまえはカッパだ!早くカッパと気づいてくれ!いやキャラ減っちゃうかもだけど!」とか

「何も知らないで見たからかもだけど、ナレーションはそこまでいる?ってぐらい入れて、キャラのセリフは『そうなの?』とか『ありがとう』とか文字・無音で画面に出るのみってなかなか珍しい気がするシステムだな……」とか

「映画だからってのもあるかもだけど、背景綺麗だなーいいなー」とか思ってたら、後半「ああああうあああやめろ、やめろー!やめてくれー……!」などとがっつり涙もってかれて。……うっかり鬼滅の刃と同じ日に見たことだけ後悔してました。

 ……い、一日の涙量を予想外に持ってくのやめてくれませんか。前にも鬼滅の刃の劇場版とドラゴンクエストダイの大冒険のチウ回でやらかしたけど。同日には体力が、あと水分塩分が。あがが。いや、見てよかったけど……などと言いつつ、本日はこの辺で。

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2023/11/27

 ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(吹替版)

 こと2023年公開のマリオ映画見ました。アマゾンプライムビデオ・48時間レンタルで税込500円。おもしろかったです。

 レンタルなのでパソコン上でちょこちょこ一時停止して感想メモしながら見てましたが、できればそれもせず見ていたい……と思うほど。あとセールでレンタルでなく1200円で買えるっぽく、でもシステムがよくわからないし、見て趣味じゃなかったらもったいないし……などと思ってたうちに通常価格の2500円になってて。見てから、ケ、ケチるんじゃなかった……!買っておけばよかった……とちょっと後悔してるぐらいおもしろかったです。以下がっつり映画ネタバレなので注意。

 全部で約90分で、ちょこちょこマリオカートとかドンキーコングの要素も入ってるなーとは思うものの、オリジナルなストーリー。やたらピザとパスタ食べてるし、なんとなくイタリア?と思ってたら名前出てた都市はブルックリン、アメリカのニューヨークの都市が、映画でのマリオとルイージの住んでる場所みたいでした。……途中からがっつりキノコ王国になりますが。

 私のマリオ初プレイがファミコンの1、比較的多めにプレイしたのがスーパーファミコンのソフトなので、当時としてはかなり綺麗なグラフィックなものの、それでもどうしても平たいグラフィックのイメージが強いのもあり。綺麗な3Dアニメーションでの冒頭のノコノコたくさんからのパタパタ、カメックやクッパ登場にかなりのテンション上がってました。ノコノコだーあー翼広げるパタパタ軍団、かっこいいー!カメックだカメックーおークッパのウロコーなめらか感いいなー!……などと。あと中盤から出てくるドンキーコングのモフモフ。あああギャラリーのコングたちに混じってキャーキャー言いたいー言って調子にのらせたいー!そしてちょっとでいいからモフモフさせてほしいぞドンキーコーング!

 あとモフモフと言えば序盤に出てくるマリオたちとマリオたちの嫌な元上司のヒゲとか、金持ちの甘やかされ犬っぽいフランシスの毛並にも、なんという毛の表現……とニヤニヤし。途中出てくるカロンの骨骨とした立体感や、ゲッソーの水中でのちょっとしたキラキラ半透明感やプクプク、パーティ会場にいるキングテレサなどにもニヤついてました。……たぶんほぼすべてのグラフィックにニヤついてたと思う。あああ、あのあたりの生き物を嫌われない程度に片っ端からなでまわしたい。もふすべしたい。……テレサは幽霊系で生き物ではないのでは、とちらっと思ったけど、どうでもいいからすべすべさせてー。

 ……グラフィックへの個人的なニヤつきと変なテンションはいったんおいといて。ストーリー的なメインキャラはマリオとピーチとクッパ、あと準メインというかサブ、そこそこ目立つおいしいシーンあるよ!なキャラが、ルイージとキノピオとカメック、ドンキーコング、クッパ王国の兵士ノコノコたち……だった気がします。あとドンキーコングのパパことコング王国?の王様とか。キャラ濃かった。それとサブキャラ範囲だけど、冒頭でクッパに国をつぶされたペンギン王国の軍団もかわいかった。あと私、ネガティブ全開なうっすら青っぽいお星さま、Wiiのマリオカートで見かけたことがあるような気がする……程度でほぼ知らないから、出てきてネガティブ発言されるたび「この子はなんなんだろう……」と思ってた。ちなみにマリオギャラクシーに出てきた子らしいけど、ギャラクシーでは別に映画みたいな性格でもないみたいです、星の子。

 あと自分的には、プレイしたゲームのイメージと違うかも?となったところ……と言えば、ピーチが全体にアクティブ全開で戦ってて、スーパープリンセスピーチ状態っぽかったとか、マリオ・ルイージにピーチも、もともと現代人っぽくて、異世界召喚っぽかったところでしょうか。

 とはいえその方が私としては共感しやすかったのもあり。最初は「ピーチがプリンセスというよりクイーンというか、なんか思い切りリーダーしてるけど、ピーチ姫ってキノコ王国の父親とかいなかった?」などとちらっと思ってましたが、その後明かされた「ピーチ姫、赤ちゃんのころに召喚というか、キノコ王国に迷い込んで育てられて、そのままプリンセスになった」な、この映画の設定は、ありだなーと思ってました。

 ちょこちょこマリオシリーズはプレイしてたり、ゲームの記事は見てたりするものの、全部把握してるわけではないので、全部の小ネタや元ネタがわかったわけではありませんが。それでもおもしろくて楽しかったです。ドンキーコングの王国楽しそうだったし、ドンキーたちのカートの作り方ハイテク、すげえ、と笑った。レインボーロードはどちらかと言うとWiiで見たときよりSFC版ぽかったけど。あとクッパの歌、あれはなんだ、好きなのかピアノひいて歌うの、中の人お疲れ様です、そしてちょっと笑って油断したところで、ピアノでカメックいじめるのはやめなさいクッパ。それはダメなヤツ……てっきりカメックがちょいちょい魔法で作ってくれる足場を後々崩すとか、そういう裏切りフラグかと思ったぞ……。こき使っといていじめるとか絶対ダメ。悪役に言ってもしかたないのはわかってるけど。……しかし、クッパから見たらクッパ王国、それはそれは過ごしやすそうでうらやましかったな……なんとなく。

 しかしアクション的にはむしろマリオ&ピーチ姫って感じだったな、ルイージもアクション的見せ場はあったけど、ルイージ、半分ぐらい囚われの姫状態だったからな……。しかしほぼラストのフランシスに笑った。おまえなんだよ、いいのかそれで、そういやキノコ王国行ってからは特に思わなかったけど、ブルックリンのところは一応現実世界設定だからか、ちょいちょいストーリーにツッコみたかったな……現実でやる二人協力プレイな横スクロールアクションってハタ目には迷惑極まりないなコレ、とか、犬のフランシスがぶつかって洗面台が壊れる……まではまあわかるけど、その後の水道管に連続亀裂は、もうマリオたちに責任のないただの欠陥住宅だろコレ……!などと思ってたり、あとクッパがピーチ姫の魅力を語るシーンで「決して動かないあのティアラ」とか言ってて「……コンプライアンス、人種差別に当たるかもしれない部分に気をつかうとそうなるのか……?私がピーチ姫の魅力語れって言われたら白い肌とか美しい金の髪とか青い瞳とか言っちゃいそうだけど、それはダメなのか……?」などとツッコんでました、と好き放題言いつつ、とにかくおもしろかったです、見てよかったーとしめつつ、本日はこの辺で。

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2023/11/27

 RRR

 見ました。なんかネットで評判ちょこちょこ見かけてたインド映画。アマゾンプライムビデオ・48時間レンタルで税込500円。おもしろかった……というか、おもしろいのはおもしろいですけど、思ってたよりだいぶ濃かったです。だいぶ。ケーキセットと聞いてシフォンケーキの口で行ったら、チーズケーキとガトーショコラ出てきたぐらい。ホールで。

 以下がっつりと映画ネタバレ感想なのでご注意を。

 私がインド映画をインド映画とわかってて見るのが「踊るマハラジャ」以来かな、ってぐらい久しぶりで。……繰り返しになりますが思ってたよりだいぶ濃かったです。全部で約3時間。感想メモるためちょいちょい一時停止してましたが、20分ごとに重いの来る感じ。ぶっちゃけ3時間のうち2時間ぐらい歌って踊ってる楽しい映画……だと思ってたら全然違った。濃いし重かった。歌もあったけど。多くて3割ぐらいだった気がする、歌。

 ストーリーはイギリス人からの人種差別に苦しむインド人と、それに立ち向かう英雄たちの戦いでした。ざくっと言えば。メインは警官のラーマと、インドの小さな村の村人、ビームで、楽しい部分もあるしハッピーエンドですが、わりと話が重たい感じ。

 イギリス人役の非道さをこれでもか!と書いたうえで、その後、ちょっと、ちょーっとやりすぎじゃね?ってぐらい、これでもか!とイギリス人兵士やイギリス人の悪い人達が殺されてました((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル。いや、まあ、明らかにイギリス人の役が悪いんだけど。けど、けど……もうちょっと慈悲があっても……と思うぐらい。アクションとか前半の楽しい部分で相殺しきれないぐらい重さと濃さがあった気がします。も、もうみんなナートゥ踊って幸せになろうぜ……。ガクブル。

 個人的なスケジュールの都合で前日にマリオの映画見てたんですが、それに負けないぐらいマリオっぽいアクションと「生きてたの!?い、いや、いいけど、あれ、完全に死んだと思ったよ!?」が何回かありました。……いいけど。あとラーマはちょっとでいいから安静と言う言葉を知れ。いや今動いたらダメだろ、を何度もするな。危ないわ、と生きてるたびツッコんでました。……死なれても嫌だし、生きててよかったけど。

 どこまでスタント含む人力で、どこまでCGかわからないですが、もう「そういうものなんだ」と受け入れるしかない派手なアクションと、ラーマとビームの熱い友情、あとインドの街並とか市場の小物とか、見てて楽しかったです。市場の?だったか、白い牛さんもかわいかった。あと、わりと最初の方の、ラーマとビームの二人が協力して子ども助けるくだりで、ツッコむのほぼあきらめた。「そ、その旗の耐火性能すごいな!?水吸ったとはいえすごいな!?」ぐらいが私にはせいいっぱい。あ、あと、最初「なんだこのシーン」と思った伏線が次々解消されてくの気持ちよかった。しかしなんかもう、もったりするぐらい重いエピソードやら、すべてを吹き飛ばすアクションやらが多くて流されて、ほぼ3時間見たばかりなのに、細かいことは思い出せないです。何これ怖い。

 この映画のイギリス人はほぼみんな最低だけど、ビームのことが好きだったイギリス人のジェニーだけかわいそう……と思ってたら、ラストに普通に出てきてビームと抱き合ってて、いいの!?いやいいけどさ、ジェニーさえいいなら!それで!と思ったり、最初「イギリス人に雑にさらわれたマッリが半年の間にイギリス人の豊かな生活に染まって『もう帰りたくない』って言ったらどうしよう」などと心配してましたが、そんなことはなくて、それはよかったです、あ、あと、ラスト直前、あんまり残り時間がなかったので、ラーマとビームの二人が森で勝利して、ボスのいる館に駆け出して「俺たちの戦いはこれからだ!」的に終わったらどうしよう、とよぎったけど、そんなこともなくてよかった……しかし、なんか見るのにカロリー消費した気がする……途中、90分ぐらいで「普通の映画ならそろそろクライマックスで締めに入る時間だけど、まだ90分あるな!?」と休憩入れて水分と共にバナナ蒸しパン食べたけど、全然お腹にたまってなかったな、見終わった後……とぼやきつつ、本日はこの辺で。

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2024/7/3

 「鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎」

 見ました。アマゾンプライム特典で見放題で、あとちょっと評判聞いて見たいなーと思ってたので。以下がっつりネタバレ注意。

 先に見た友人から、グロいと聞いていたのでかまえて見ましたが、思ってたより出血とかそっちのグロは少なかったです。クライマックスで深く考えるとグロいかなー程度。あと設定がえげつないと言う意味では精神的にはエグかったけど、全体に直接的な絵のシーンは少なかったです。……それと時代が昭和設定なのもあるけど、ストーリー全体に昭和感っぽいものを感じてました。ふわっと土曜ワイド劇場思い出すような。

 それからアニメのゲゲゲの鬼太郎については子どものころ見てて好きで。それで原作漫画1巻を買ったらだいぶアニメと方向性が違って、ちょっとショックだった……という思い出があり。……アニメで言えばちょっとびっくりホラー要素はあるけど子ども向け妖怪ヒーロー作品だと思ってたのが、原作は後味悪いシーンやオチありのホラー、だったので。……とにかく、そういう個人的事情もあって、それなりに設定全般は覚えがあるため、アニメ設定につながるシーンに、ちょいちょい反応してました。

 鬼太郎パパの霊毛ブレスレット?に「あ、鬼太郎のちゃんちゃんこって、これにつながるのかなー」とか、リモコンゲタに「あ、リモコンゲタだ!……威力すげえな!」とか。「わ、私の知ってるねこ娘じゃない!誰このすらっとした美少女!私の知ってるねこ娘は鬼太郎をつり目女子にしたような感じだったよ!?((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル」とか「おまえは絶対に後のねずみ男だな!?今はねずみ小僧なのか!?それともねずみ少年!?」とか。……設定的にどうなのか知らないけど、できればいったんもめんとかぬりかべとかこなきじじいとか砂かけババアもちょっと見たかった。あ、若い砂かけババアが美女だったりは正直してほしい。……砂かけ娘?

 ストーリーは最初だけ何が何だか、と思いましたが、その後はそんなに難しくなく、思ってたほど複雑ではなかったです。まあ最初から嫌な予感しかしねえ、と思った予感はほぼ全部当たったというか「それやばいっていうか危険じゃね?」と思った物や場所はもちろん全部危険。さらに「この子幸せになってほしいけど、大丈夫かな」と心配した人、もれなくみんな不幸になったけど。ちらっと救いはあるだけマシ、レベル。……そういう意味ではそっちの心がまえはいる気がしました。うう、ラスボス、それらの不幸の元凶め……。この世の善良な範囲のおじいちゃんおばあちゃんにはみんな元気で健康で、5000年ぐらいしぶとく図太く生きてくれーなどと勝手につねづね思ってるけどおまえだけは、おまえだけは滅べ……!と思ってた。

 あとは昭和31年の設定だからか、危険なものも含めてタバコの描写が多かったです。寝タバコマジ危険、ダメゼッタイ。個人的にはリアルタバコとても嫌いなので最初はやだなーと思ってましたが、その手のシーン多いし見てるだけなので慣れました。リアルタバコは変わらず嫌いですが。

 それと少し前に言った、鬼太郎のちゃんちゃんこ、それが今まさにできた……ようなシーンがあって「こ、こんな形であれ、できてたの!?」とは驚きました。いや、確かに先祖の髪でできてるとは知ってたし「……考えてみれば先祖の髪って、いちいち先祖の髪の毛、そのたびにそれなりの長さの量を保存してあったの?」とはチラッと思ったけど。そんでもって原作の鬼太郎誕生シーンに続く、になるんだな、とクライマックスあたりで思ってて。スタッフロールでそこらへん描写されてて、ああこういう着地点になるんだな……と納得してました。

 ネットで評判だけ見かけて興味持って見たいなーと思った、という流れでは「RRR」があったので。あれぐらいの重さか?と勝手に思ってたら、そこまでではなかったです。あと私は「鬼太郎だから多少グロいかも」という認識があったせいかもですが、個人的には鬼太郎範囲なら、普通のおもしろい方の、まあ中高生以上向けなアニメ映画かなーと。しかし、個人的には女子供だけでも救われてほしかった……やはりラスボスめ……ラスボスが悪い……いやラスボスとしては何ひとつ間違ってない気もするけど……などと好き勝手言いつつ、本日はこの辺で。

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