2024/7/21

Ａ：
　今回「ときめきメモリアル（以下ときメモ）」とプレイステーション（以下PS）ゲーム「FAVORITE　DEAR（フェイバリットディア）」、のシステムに対するネタバレとぶっちゃけ感想、愚痴があります。

　苦手な方は逃げてください、お願いします。

Ｂ：
　いきなり警告。

Ａ：
　まあ正直たいしたことではないんだけど、一応。くりかえします。

　セガサターン版「ときメモ」と、PSゲーム「FAVORITE　DEAR（フェイバリットディア）」、のシステムに対するネタバレと、ぶっちゃけ感想、愚痴があります。

　苦手な方は逃げてください、お願いします。いいですかー、警告しましたよー。以降不快になっても責任取りませんよー。いいんだねー。

Ｂ：
　はあ。それで。

Ａ：
　まあ本当たいしたことじゃないんだけどね。

　最近プレゼント、特に誕生日プレゼントについて考えててさ。まず浮かんだのがときメモのある選択肢だったの。

Ｂ：
　ときメモの。

Ａ：
　まあ前にも……2021年の５月にもここでちらっと言ったけど。そもそもときメモ、私がやったもの、ときメモ１と、ときメモGirl'sSideの１と２だけになるけど……とにかく、私がやったときメモで、攻略キャラに誕生日プレゼントを贈る場合って。基本３択、３種類のプレゼント候補から一つ選ぶ形でね。……だいたいその３択で「大成功！ほしかったプレゼントに相手は感激」「成功！とりあえずハズレのプレゼントではない、喜んでもらえた」「大失敗、相手はドン引き」……のどれかになる、って感じなんだけど。

　ただ大失敗にしても「ホラーが苦手な相手に、ホラー映画のビデオをあげた」とか「全然少女趣味がない相手に、少女漫画を贈った」とかでさ。「商品、品としては何も問題はないけど、相手の趣味にはまったく合わず、喜んでもらえなかった」ってものがほぼすべてで。基本問題は「主人公かプレイヤーが相手の趣味嗜好に理解or情報がなかったこと」なの。……なんだけどさ。

Ｂ：
　どうした。

Ａ：
　まあ、少なくとも一度は言ったことで、ひっぱることでもないのでさっさと言うけど。

　ときメモ、男主人公で女の子を落とす方のときメモ１の、虹野さんというキャラのときだけ、その誕生日プレゼントの３択に「くさった卵」が入ってたことがあって。

「それはもうプレゼントどうこうじゃなく、ただの嫌がらせだろ！」と、思い出すたび全力でツッコミたくなるんだよね、初見から20年以上はたってるのに、いまだに。

Ｂ：
　……くさった卵は品として問題があるというか、ゴミだな。

Ａ：
　まあそりゃ卵だって、別に腐りたくて腐ったわけじゃないし、普通は腐らせたくて腐らせるものでもないと思うけどさ。少なくとも誕生日プレゼントの選択肢に入れるものではないよね……って言う。

　スタッフ的にプレゼントの三択のネタに困ったのかもしれないが、それは採用したらダメだろ！が強すぎて、なんかことあるごとに思い出してしまうんだよね。……私がやったときメモがセガサターン版で、ちょいちょいプレステ版とかとも違うみたいだから、他機種ではちゃんとしてたならそれは知らないけど。

Ｂ：
　嫌な記憶のつながり方してるな。誕生日プレゼントでそれって。

Ａ：
　本気で公式が悪い。コナミめ。

　で、それはそれとして。また別の……誕生日プレゼントと言うより、プレゼント云々で思い出した話なんだけど。

Ｂ：
　なんだ。

Ａ：
　最初に警告したPSゲーム「フェイバリットディア」での話でね。前回もここで言ったけど、「フェイバリットディア」の主人公は、天界に住む天使です。

　で、とにかく地上の問題を解決するために、地上の人間を「勇者」にする必要があって。勇者の才能がある人間を見つけてはスカウトして、無事オッケーもらえたら、勇者として戦ってもらうって形。その勇者たちが、主人公の恋人候補、攻略キャラにもなるんだけど。

　で、その勇者たちと仲良くなるための方法の一つとして「プレゼント」ができるのね。それぞれになんか、アイテムあげる形。

Ｂ：
　はあ。

Ａ：
　……なんだけど、わりとその「プレゼント」ってのがややこしくてね。趣味じゃないものを渡したら嫌がられて、仲良し度な数値こと信頼度は下がるし。回復アイテムですら好みじゃないって嫌われるのは、本気で勘弁してほしいって今でも思うぐらいでさ。

　で、とにかく。その相手が喜ぶプレゼントってのが、本当に難しくて困るんだけど……でもその中で、これは喜ぶ！これあげとけば男性キャラは間違いない、そして女性キャラはこれで間違いない！ってアイテムがそれぞれあって。……それが、男性キャラ相手だと「てあみのセーター」で、女性キャラ相手だと「バラの花束」か「オルゴール」なの。

Ｂ：
　はあ、よかったな。

Ａ：
　……なんだけどさ。じゃ、その間違いのない便利なプレゼント、どうやったら手に入れられるの？って思って確認したら。

Ｂ：
　どうした。

Ａ：
　「バラの花束」と「オルゴール」は特定の男性キャラが、「てあみのセーター」は特定の女性キャラが、主人公にプレゼントしてくれることでしか手に入らなくて。

　つまりまあ、主人公自身が「主人公へ」ってもらったプレゼントを、まんま他のキャラに横流しするしかないって言うシステムで……。

Ｂ：
　……主人公って……。

Ａ：
　天使です！

Ｂ：
　天使……？

Ａ：
　天使なんです！

Ｂ：
　……力強く断言すればいいってもんでもないけどな。

Ａ：
　そうなんだけど。とはいえ私に言われてもどうしようもないです。純然たる公式のシステム。

Ｂ：
　横流しが？

Ａ：
　ええ、横流しが！

　……いや、私だって好きなキャラがくれたプレゼントのアイテムとか、そりゃできれば手もとにとっときたいよ？普通に主人公に持っててほしいよ？でもさ、持てるアイテムの数が別に多くないから、持ってるだけで不便度が上がるし、なおかつアイテムの持つ効果って、ぶっちゃけ主人公が持ってても意味ないんだよ。そのアイテムで○○の値が上がる！って効果があっても、その○○の値があるのが勇者たち、攻略キャラだけだしさ。

　私だって花を集めて花束を作る！とか、編み物をしてできたものを攻略キャラに贈る！とか、そんなイベントやシステムがあったら、普通にそうしたかったよ？でも、ないんだよ、絶対に喜んでもらえるプレゼント……の入手手段が、横流しオンリーなんだよ！

　……なんかもうちょっとどうにかならんかったのか、と思います。今でも。

Ｂ：
　今でも。

Ａ：
　うーん、ちらっと当時の攻略情報見たけど「好きなアイテム」で上がる信頼度は１なのに、「嫌いなアイテム」で下がる信頼度が５なんだよね……。しかもアイテムって「大好き」「好き」「嫌い」「大嫌い」の４種しかなくて。おまけにその嫌いなアイテムには回復アイテムとかも含まれてるし。……さすがにちょっとひどいかなーと思ったよ。いまだに「話と絵は好きだけど、もうちょっとシステムどうにかしてほしい感」が残ってるのも納得というか。

　それはそれとして、誕生日プレゼント流れでまた話を変えるんだけど。

Ｂ：
　はあ。

Ａ：
　その誕生日プレゼント云々で思い出したのがね。……リアルの思い出からすれば、だいたい小学生〜高校生、同性の友達に誕生日プレゼントを贈る、贈られるって言ったら、まあだいたい、一人500円から1000円ぐらいだったなーって。

Ｂ：
　一人。

Ａ：
　ああ、自分含めて４人ぐらいが共通の友達で。その中の一人が誕生日近くに「3000円ぐらいのものがほしい」って言ってた……らしくて。で、それを聞いた、また別の、４人のうち一人……に誘われて、一人1000円ぐらい出して、3000円ぐらいのものをほしがってたその子のプレゼントにした……ってこともあるの。それで一人と。

　まあ、私が小学生〜高校生のリアル思い出話なので。現在の事情はどうなのか知らないけど、まあ、そんな感じだったなーと。

Ｂ：
　そんなものか。

Ａ：
　細かくは覚えてはないし、自分があげたものはともかく、相手からのプレゼントは、実際お値段とかわからないことの方が多いけどね。

　で、ついでに言うなら、嫌いとか怒りだとか、そういう負の感情は本当、まったくと言っていいほどないんだけど。……まあ、相手からしたら失敗選択肢だったろうな……っていう、小中学生時に実際に私がもらった、正直品物としては嬉しくなかった誕生日プレゼントは、趣味にあわない全身おしゃれ着のセットと、サイズか素材が合わなかったチョーカーです。

Ｂ：
　失敗選択肢。

Ａ：
　いやー、相手に悪気はないとは思うし、本当こっちに負の感情はないし、同じようなものをゲームでもらったからって嫌な思い出がよみがえるとか、そんなことではないんだけどねえ。……ただ、流れで思い出した程度には、うん、あれは……失敗プレゼントだったんじゃなかろうかと。

　服セットに関しては趣味にあわない、なのにおしゃれ着、外出用あつかいの、上下同じ色の服セットもらっても……ってシンプルに困った。

　で、チョーカーはその後、そのくれた子含めて遊びに行くときにつけてったんだけど……小一時間もしたら、頭が痛くなってきて。熱？風邪かな？って思って言ってたら、そのチョーカーはずしたら？って言われてはずしたらすぐ治った……っていう……。いっそサイズがあわなくてこっちがもうしわけないって感じではあったし、それでこっちからの好感度が下がるようなことではなかったけどさ。悪意があったわけじゃないのはわかってたし。

　ただまあ、その手のサイズとか、個人の趣味によるところが大きいものは、サイズが明確だったり、相手がはっきり欲しい！とか言ってなければ、プレゼントには避けた方がいいよね、とは思った、思い出して。……せめて大失敗は、避けられるなら避けた方がと。

Ｂ：
　……まあ、リアルの贈り物云々は難しいからな。

Ａ：
　まあねえ、基本小中学生相手にそこまでの気づかいを求めるのもな……って気もするし。逆にもらって嬉しかったというか、だいぶ使ったな……って言うのは文房具関係です、私の場合。

Ｂ：
　文房具。

Ａ：
　主にシャープペンシルとかノートとか。今はまたいろいろ、メーカーにこだわりあったりとか使うものが違うから別だけど……当時はノートに絵とか漫画とか小説とか、あとゲームRPGツクールのネタとか、ドラクエの復活の呪文とか……他にも友達と交換日記したりだとか、図書館で借りたお菓子や料理の本を一部書き写したりとかしてたから。結構いろいろ長年つかってたよ。シャープペンシルとか壊れないから、普通に10年以上は使ってた気が。

　それこそ、今はスマホとかタブレットとかあるから、必要ないところも多いかもだけど。復活の呪文ですらスマホか何かでうつしちゃえばすぐの時代。……とはいえ、長持ち云々考えたら、どっちがいいかは物にもよるけどね。

　あと嬉しかったのは、当時好きだったキャラものとかかな。マスコットとか、ぬいぐるみとか、それこそキャラものの文房具とか。さすがに年数がたってるので、今も全部無事で残ってるとは限らないけど……。

Ｂ：
　というか。

Ａ：
　はい。

Ｂ：
　人にもらった誕生日プレゼントにどうこう言う自分は、いったい何をあげたんだ。

Ａ：
　……それなんだけどさ。

Ｂ：
　はあ。

Ａ：
　９割忘れた！全っ然思い出せない！

Ｂ：
　人にいろいろ言っときながら。

Ａ：
　うーん、忘れたね！思い出そうとしたんだけど、それはもう綺麗さっぱり！

Ｂ：
　堂々と言うことか。

Ａ：
　うーん、うっすら……うっすら関連エピソードがあるものは、うっすらと覚えてなくもないんだけど……。

　……逆に言えば、あまりにも大失敗はしてないから、覚えてないとも言えるよ？逆に言えば。

Ｂ：
　いいようにとらえおって。

Ａ：
　お互いに覚えてないであろう過去を掘り起こすことに、何の意味があろう……。

Ｂ：
　それをここで言うか。だいたい過去の掘り起こしだろ、ここの９割。

Ａ：
　それは一貫して公式が悪いので。ほぼ。

　まあ結局プレゼント云々とか、覚えてるかどうかって、状況とか、相手との関係性にもよるかなあ。

　自分がじゃないけど……たしか私が小学生のころだったかなー。クラスメイトほぼ全員家に呼んで誕生日会をした、同級生の子がいてね。招待されて、プレゼント渡したんだけど……たぶん40人近くからプレゼントもらってたから、あれじゃよほどじゃないと一人一人から何もらったかなんて覚えてないだろうなあって思うし。……逆にそういう状況が予想される場合、あまり他の人とかぶらない、ちょっと奇抜だったり手作りだったりなプレゼントの方がいいかなって、選んだりちょい足しする場合もあるし……。

　他にも小学生のころだったけど、担任の先生が学校で結構な人気者で。……その先生の誕生日だったかバレンタインだったかに、職員室からその前の廊下に、小学生の女子がずらっと……少なくとも20人以上は並んでて、その先生がプレゼントを受け取ってた……ってこともあったよ。私も並んで、プレゼントあげて、お返しに他の女子と同じようにお返しもらったし、それはよかったけど……。今考えると、先生側もそういうお返し用意するのも、大変だよねえ。手書きにしてもそうじゃないにしてもさ。別に芸能事務所に所属とかしてるわけじゃないだろうから、基本自力、せいぜい家族とかに手伝ってもらうぐらいだもんね。

　……しかし、本当今だと、同じ500円1000円でも良くも悪くも価値が違うよね。スマホとかゲーム機とかあったら、その1000円でゲーム買えたり、あげられたりするもんねえ。

Ｂ：
　結局ゲームか。

Ａ：
　うーん、まあ小中学生当時だったら、私は基本ゲームがほしかったからなー。あくまで私は、だし、今はまたほしいもの云々は別だけど。今だとアナログなゲームなら100円均一であったりするのも事実だし。

　ていうかふと思ったけどさ、逆に、それぐらいだから！ってダウンロードなりゲームソフトをプレゼントにもらって、やってみて、つまらなかったらつまらなかったで、気をつかうよね……。

Ｂ：
　あー。

Ａ：
　相手が「自分もそのゲームが、とてもとてもつまらなかったから、あなたにやってもらって、いかにひどくつまらなかったかを、全力で力説してほしい！」って明確に言われてたならともかく。

Ｂ：
　……それはそれで相手があからさまに「自分の欲のためだけに相手を利用してる」って話じゃないのか。それはそれでどうなんだプレゼントとして。

Ａ：
　それもそうだね。ていうかつまらないとわかってるゲーム、時間使ってやりたくないかな、別に今無駄なストレスほしくないし。……相手があまりにも、あまりにもつまらない！と力説して、そんなに言うならちょっとやってみたい……な感じになって、こっちからお願いしたとか、別に誕生日とか、そういう記念日でもないちょっとしたプレゼントにってならともかくさ。そうでもないならつまらないとわかってるゲーム、を特別なプレゼント扱いで渡すのもどうかと……って話だし。

　まあ言っといてなんだけど。かと言って純粋な善意でプレゼントされてやったゲームがつまらなかったら、それはそれで逃げ道がないよね。それで相手が悪いとは思わないけど。

Ｂ：
　まあな。

Ａ：
　逆に自分が欲しいと言われてプレゼントしたゲームがつまらなかったら、そっちもまた気まずいよねえ。欲しいと言われて、それもつまらないと知らずにあげたなら、こっちに罪はないんだろうけど。

Ｂ：
　……結局趣味に大きくよるところは避けた方が無難って話だろ。

Ａ：
　たしかにね。まあ、とはいえ、それも公式が悪い気がする。

Ｂ：
　結局公式のせい。

Ａ：
　ゲームとかに関しては自分が作って、さらに警告もないどころかおもしろいとウソついて金とって……とかでもしない限りは、基本公式のせいとしか。

　まあ合う合わないが大きいものは、相手が欲しいとはっきり表明してないなら選ばない方がいいよねーと。あとそんなめったにないだろうけど、あからさまに自分本位で思いやりゼロで選ぶぐらいなら、それこそ現金とか商品券の方がマシだろうなー、とは。……あと難しめのゲームで回復薬をプレゼント扱い、それも仲悪くなるほどのデメリットもちにすんじゃねえ……！とは。

Ｂ：
　結局最後のフェイバリットディアのそれ、根に持ってるのか。

Ａ：
　すみません思い出したら本当に理不尽過ぎて。HP減って死にかけてんのに、回復薬もらって主人公への好感度下げるって、は？感が……強すぎて……！

Ｂ：
　もう許せよ、天使なんだから。

Ａ：
　主人公は天使でも、中の人は天使じゃないので。思い出すたびあれはねーな！と言い続けます。思い出すたび。我がAはAKUMAのA！つまり！何一つ！まちがってない！

Ｂ：
　……悪魔の？

Ａ：
　A！

Ｂ：
　……力強く断言すればいいってもんでもないけどな。