駄文日記SideB

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※こちらは裏日記です。管理人の地および暗黒面が強く出ていますので、苦手な方、管理人に夢を持っていたい方は上からお戻りください

※また、基本的にネタバレありなのでネタバレがダメだ、と言う方もお戻りください

※さらに「作品名」「ぶっちゃけ」「感想」キーワードが出ている日は、8割方グチってますので、そのタイトルに思うところがなく、純粋に好きな方全力でお戻りください

※裏日記ですので感想などありましたらひっそりとお伝え願います。あくまでもひっそりお返事するかもしれません。

※日記は上に行くほど新しいです。古い日記を読みたい時は一番下から読んでください。

※50KBを越えるか、月がかわったら倉庫に保管・移動します。倉庫はコチラ

2024/9/30

A:
 今回、前回に引き続き、「アンジェリーク」のスーパーファミコン版当時の思い出話から、ごく最近のNintendoSwitchOnline版アンジェリークリプレイであった話、をしたいと思いまーす。

 「アンジェリーク」について、がっつりネタバレ、悪口や暴言ともとれる部分もありますので、苦手な方は逃げてください。いいですねー警告しましたよー。

B:
 間をおかずに「アンジェリーク」話か。1週間もあいてないぞ。

A:
 私が言いたい時に言いたいだけ、長文で好きなだけ語りつくす!それがここ、裏日記の醍醐味!

B:
 そうなんだ。知らんけど。

A:
 というわけで繰り返しまーす、ネオロマンスこと元祖乙女ゲーム「アンジェリーク」のシステム、エンディングに対するネタバレがありますし、また、悪口、暴言ともとれる部分もあります。

 苦手な方は逃げてくださーい、お願いします。いいですかー、警告しましたよー。以降責任取りませんよー。

B:
 はあ。ていうか暴言て。

A:
 まあ、個人的には暴言のつもりはなくて「いや、なんでやねん!」的な、実際にあったことに対する、ただの全力ツッコミ……のつもりなんだけど。とはいえ、該当キャラのファンだと暴言と思う人もいるかも、と思って。警告しました。念のため。

 というわけで前回に引き続き、「アンジェリーク」の思い出話なんだけど。

B:
 はあ。どうした。

A:
 アンジェリークを初めてプレイしたとき、男性キャラと仲良くなれる!ってことは知っててね。でも、最初は誰を狙っていいのか、自分じゃ決められなくて。で、同級生でゲームとかアニメが好きだったり理解があったり、な、仲良かった友達に説明書を見せて、誰がいいかって聞いたのね。

 そのときの結果、内訳が、闇の守護聖クラヴィスが一番人気で2票、緑の守護聖マルセル、鋼の守護聖ゼフェル、地の守護聖ルヴァがそれぞれ1票ずつでした。

 またプレイしたら変わると思うけど、とりあえず当時のリアル女友達に、ほぼ外見だけで選んでもらった結果はそんな感じ。

B:
 全5人か。

A:
 もしかしたらもう少し……あと1、2人には聞いたかもしれないんだけど、くわしく覚えてるのがその5人だけなので。とりあえずその5人にした。

 細かく言うなら「普段からどんなキャラが好きかあまり知らない、傾向があまりわからない」って2人がクラヴィスを選び「少年・若い・幼いキャラが特に好き」で「どちらかと言うと主人公タイプが好き」な子がマルセル、「どちらかと言うとツリ目のイケメンライバルが好き」な子がゼフェル。あと1人は「当時すごく大好きだったキャラと声優さんが同じ」って理由でルヴァ選んでた、覚えてる限り。あと誰かオスカーもいいとか言ってたけど、5人のうちの誰だったのか、それとも他の子だったのかは定かではない。

 繰り返すけど、ほぼ説明書の見た目だけ、で選んでもらった話なので、またプレイしたら話は違ってくると思います。

B:
 そうなんだ。

A:
 で、そっかーって、その人達を狙ってみて、全っ部ロザリアに取られた一周目の記憶……!

B:
 ああ……。

A:
 まあシンプルに初期相性が悪くて、親密度の上げ方もよくわかってなかったと、こっちの腕もなかったので。しかたないんだけど。

 ちなみに個人的なことを言えば、当時の私は、見た目だけなら誰がかっこいいか?って言ったら、ランディかオスカーかゼフェルだった。

B:
 そうなんだ。

A:
 うん、髪が短くて髪型がツンツンしてたから!

B:
 それだけ!?

A:
 いやー思い出す限り、当時私、少女漫画も読んでたけど、少年漫画というかジャンプ関連の方がよく読んでて。ついでに言うなら少女漫画も現代ものが多かったから、メインヒーロー的な位置に長髪とか、あんまりいなくて。

 で、少年漫画で「話が面白いからこの漫画好き」→「キャラで誰がって言えば、主人公がいないとこの漫画成立しないから主人公が好き」→「主人公が好き。だから、主人公はかっこいい!」……的な三段論法みたいなものが、なんとなーく自分の中に根づいてて。……ジャンプの前からそうだったかもしれないけど。

 ……というわけで、当時かつ二次元限定だけど「少年漫画の主人公っぽい髪型をしていたら、かっこいい!」みたいな感覚があって。それに当てはまったのがアンジェリークだと、ランディ・オスカー・ゼフェルの三人だったな……っていう。

 結局、当時の二周目で初めて恋愛エンディングを迎えたのが、そのうちの一人のランディだったので、まあよかったです。

B:
 ……よかったならいいけどな。どうでも。

A:
 ええ、いいんです!

 ていうかまあ、前にも言ったような気がするけど、私の場合……正直、ネオロマンスとか乙女ゲームだと、あんまり外見の好みで選んでないというか。「どうしても、あえて選ぶってならこの人か、この人……かな?……ぐらいは思うけど、良くも悪くも別に誰でもいい、どの人も顔もスタイルもいいし、能力的にもそんなひどい差とかないし」……ってことがほとんどでね。

 だから全員分ひととおりやって、ストーリーとかセリフが面白かった、感動した泣いた、あるいはこのキャラが一番ストーリー的にしっくりくる、だから一番好き!……ってなるのがほとんどなので。……そういう意味で、アンジェリークでは一番最初にエンディングを見られたランディが一番好き……ってだけだった気がする、少なくとも、初の恋愛エンディングクリア当時は。

 ついでに言うならそんな感じなので。攻略キャラ基本全員続投で、新規攻略キャラ追加……な、アンジェリーク、エトワールまでで言うと。1か2かトロワかエトワールか、で一番好きなキャラが違ったり、自分的ベスト3が入れかわってるのがほとんどだったりもします。番外編にあたる不思議の国のアンジェリークと天空の鎮魂歌も入れたらもっとだし。

 ……まあ、ただこれ、乙女ゲームが家庭用ゲーム機のソフトで出てて、ゲームソフト分のお金だけ払えば、あとは努力する、コツコツと時間さえかければ誰でもコンプできるような状態が前提……の話でもあるので。今だとまた話が違うかもしれないけどねえ。スマホアプリ系だと、好きなキャラ最初からしぼっとかないと金も時間もやってらんないってところもあるし。

B:
 ……まあ、ネオロマンスというか初の乙女ゲー登場から、30年たってればな。いろんな環境も変わるわな。

A:
 で、話をもどすけど。今回NintendoSwitchOnline配信版の、アンジェリークをプレイしてさ。だいたい3周。

B:
 はあ。

A:
 私、無料体験で、期限があったのもあって。とにかく残したい画面とかセリフをスクリーンショットにとっててね。恋愛イベントとかエンディングとか、なるべくひととおり残したの。で、体験期間も終わって、一部内容同じ、かぶっちゃってたスクショを消すとか、そういう整理ついでに見直してみたんだけど。

 見てたら、今回、主人公からの告白。初回に失敗した、断られたのが、攻略キャラこと守護聖全9人中、ランディとオスカーの2人だけだった、と気づいて。ランディ……!オスカー……!てめえら……!と怒りがわいた。

B:
 ……無駄な怒りをうみだすな。

A:
 ただまあ、ちゃんとスクリーンショットを見直す前は「あれ、もしかして、主人公からの告白を初回断ったのって、ランディただ一人……?あやつ……」とか思ってたら、オスカーもそうだったので。怒りが分散されました。よかったねランディ!

B:
 ……分散されてるのかそれ。倍増してないか。

A:
 まあ、NintendoSwitchOnline配信版のどこでもセーブロードのおかげで、その告白の成否は親密度・相性にかかわらず、ランダム、運次第入ってると実感・確認できたからさ。……誰も悪くない、私は悪くないし、断ったキャラも別に悪くない、悪いとしたらそういうシステムにした公式、とわかっただけいいけどね。……公式めえええ!

B:
 ……そんな30年前のゲームで。

A:
 公式いいいいい!

B:
 うるさい。

A:
 失礼しました。

 まあ、本当、どこでもセーブロードがある配信版はいいけど、そんなものなかった当時に、告白成功失敗が運次第なのは、ちょっとひどいかなあ、と正直思った。改めて。本当、プレイヤー何も悪くないし、親密度200相性100にするとか、そういう、できる努力でどうにかなるところでもない……ってのがね。実際今回、リプレイ中初告白で失敗したランディ、たまたまだけど親密度200相性100だったのにさ。

 初回で何も悪くないのに失敗したら、もう嫌!ってなりそうなものだよね……。ていうか私、リアルスーパーファミコン版プレイの当時、初回で告白成功したのはしたけど。それで「そっか、告白って失敗しないものなんだ!この告白するって選択肢さえ出たら、いつでも恋愛エンディングが見られるんだ!」と思い込んで。二回目、あ、選択肢出た!恋愛エンディングが見られるんだ!って無防備にランディに告白して失敗して、だいぶショック受けたから……初回成功がいいのかもわからないね、本当に。……公式いいいいい!

B:
 だからうるさい。

A:
 大変失礼いたしました。

 そうそう、あと、今回そのスクリーンショットをとるために、ついでだからと告白失敗を9人、全員分見たんだけどさ。

B:
 はあ。

A:
 キャラによってはもしかしたらちゃんと見たの、初めてだったのかもしれないってのもあるけど……主人公からの告白失敗、マルセルが一番ひどくないか……って正直ちょっとひいた。

B:
 そうなんだ。

A:
 まあだいたいなんだけど。告白失敗した場合の相手のセリフって「自分にはそんなつもりはなかった」「けど、主人公を恋愛的な意味で勘違いさせて、傷つけたなら本当に悪かった」って内容がほとんどで。それなりにつらそうな顔して、それなりに罪悪感はありそうなことを言って立ち去って、主人公が「○○○○様さようなら……」って言う形で、終わるんだけど。だいたい。全員ではないけど、まあだいたい。

 それがマルセルは「主人公のこと、そんなふうに思ったことがなかったよ」って言った後「君と遊ぶのおもしろいから、また遊んでね!またね!」って言って満面の笑顔で帰りまして。……こいつ……恋愛的なフィールドに立ってねえな!?罪悪感のカケラすらねえな!?ってフラれ方、別れ方で、え、ちょっと、あまりにも、あんまりにもひどすぎじゃ!?って思った。正直。

B:
 しかもそうなる……失敗するか、成功するかは通常、運次第と。

A:
 そうなんだよね!プレイヤー何も悪くないのに、運次第でっていうのがね!私みたいに、せっかくだから全員失敗verも見るぞー!って心の準備できてそれならいいけど、そうじゃなくてこれは、あんまりじゃなかろうかと。

 あとマルセルに限ったことじゃないけど、恋愛イベント第二段階になると、おい、今告白しただろ、もうこのままエンディングでもいいだろ、レベルのこと言っといて。それでも、第二段階成功しても、運次第で失敗するとそれなので。いやいやいやいや、納得できねえ!この前言ったこと忘れたのかおまえ!あれだけ言っておいて、あれだけ言っておいて……ってなる。本気で。

B:
 乙女ゲーって……。

A:
 恐ろしいゲームです!

B:
 断言するな。

A:
 失礼いたしました。まあ、少なくともアンジェリークは、そういう、本当プレイヤーは何一つ悪くないのに、そういう目にあうこともある……って話です。好きだし面白いし楽しんでるけど。そこだけ見ると結構ひどいゲーム。

B:
 その欠点だけ見るとな。

A:
 まあ、個人的には欠点かな、と思うそこも、そこがいい!だからこそいい!って人もいるので……最終的には個人の好み。

B:
 最終的には。

A:
 そうそう、あと、メッコレことメッセージコレクションでね。

B:
 メッセージコレクション。

A:
 前にも言ったけど説明すると。メッセージコレクションとは、ざっくり言うと公式が出してるシナリオ集です。アンジェリークシリーズは特にいろいろ出てます。私はたぶんだけど公式のメッセージコレクションは全部持ってます。

B:
 はあ、それで。

A:
 それがさ、そもそも今回のリプレイ以前の、アンジェリークとロザリアとか、アンジェリークとレイチェルとか、女の子ネタ書いてたときとかにも見てて。あと今回も、リプレイして楽しかったから、改めて読んでみたの、アンジェリークのメッセージコレクション。そしたらさ。

B:
 どうした。

A:
 私、勝手に、ロザリアとかレイチェルのセリフとか、あとエンディング、恋愛エンディングだけじゃなくて、大陸に行くとか帰るエンディングとか、全部のってるもんだと思って、心当たりのあるメッセージコレクションをひととおり読んでみたけど……そうでもなくて。2は帰るエンディングとか、あったのはあったけど。1は見つからなくて。

 あー「メッセージコレクション」ってタイトルだから「守護聖たちの愛のメッセージ」がメインなんだなーとは思ったものの。それはそれとして、ロザリアとかレイチェルの見たかったセリフ、ないんかーい!とはちょっと思った。

B:
 なかったんだ。

A:
 ネットさがせば、もしかしたら個人のファンが作ったセリフ集とか、動画とかあるのかもしれないけど……。

 ランダムでしか見られないようなロザリアのセリフとか、レイチェルとの会話とか、できればメッセージコレクションで確認したかったんだけど……なかったわ。

 あと天空の鎮魂歌でも、メッセージコレクション、見たかったストーリーイベントというか、洞窟でのアリオスとエリスの会話とかも、のってなかったんだよね。確認したいのに、そういうの全部はのってないんかい!とは。正直思った。

B:
 「メッセージコレクション」だからな。

A:
 まあそりゃ、守護聖・攻略キャラ関係はほぼ全部のってるとは思うし、それでも十分っちゃ十分なんだけどね。……言ったようにランダムでしか見られないようなセリフだと、そういうふうに公式で残してある、確認できるならその方がよくて。……てっきり確認できるーと思ってたから、ないのかー、どうしてもってなら自力で作るしかないのかーってさ。

 別のゲームで自作セリフ集やったことあるけどさ、ランダムだと結局、とりこぼしがありそうで困るんだよね。よし、もうないだろ!と思ってたら新しいセリフが出てきたりとかするから。……それは本当、公式情報としてほしくって。

B:
 そんな確認しなきゃいけないものか。

A:
 まあ、ゲームがそういう、ランダム入ったシステムだから、二次創作で多少こっちがまちがってたところで、読んでる人もよほどじゃないと気づかないのでは、とも正直思うんだけどねえ。ランダムって結局、みんなが見たいとか確認したくてできるものではないから。……それでもできれば変な間違いとかしたくないからさ、手持ちの公式のもので、しっかり確認できるならしたかったんだけど。

 結局確認できなくて。全部あると思ってたのに、全部はのってないのかーって。思った。

B:
 まあ、メインは攻略キャラこと守護聖ってことなんだろうな。そもそもメッセージコレクションって形でシナリオ・セリフ集があるだけマシだろ。ないゲームの方が多いんだから。

A:
 それはそうなんだけどねえ。でも言う。ええい!私に!女性キャラのメッセージコレクションも!よこせ!見たい!

B:
 ……唐突にメッセージを脅迫すんな。

A:
 なんだろ、全体にそうなんだけど。

 まったくないならないで、それならしかたない、自作とか自分で確認するしかないかーってあきらめがつくんだけど。あると思ったのになかった、別に収録してもいい範囲だと思うのに、目当てのものがなかった……ってなると。いやあるだろ!絶対あるだろ!足せ!足すんだ!ちょい足ししてくれ!ってなるよなーって。

B:
 ちょい足し脅迫。

A:
 本当シナリオ集があるだけマシ、ありがたいんだけどね。

B:
 ちょい足しメッセージ脅迫犯。

A:
 あの、よくわからない称号を与えないでください。

B:
 天使様とどっちがいい。

A:
 ……ちょい足しメッセージ脅迫犯で。

B:
 選ぶな。そっちを。

A:
 どうせどっちを選んだところで、成否は運次第……!

B:
 ゲームから誤った学び方をするのをやめなさい。

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2024/9/25

A:
 ネオロマンスこと元祖乙女ゲーム「アンジェリーク」が23日に30周年!ということで。今回は私と「アンジェリーク」の、思い出話をしたいと思いまーす。

 「アンジェリーク」について、それはもうがっつりネタバレ、悪口と言えば悪口ともとれる部分もありますので、苦手な方は逃げてください。いいですねー警告しましたよー。

B:
 いきなり警告。ていうか表でもいろいろ言ってなかったか「アンジェリーク」話。

A:
 いやー、もともと30周年ってことで、絵も描いたし、当日前後にはささやかにお祝いというか、ここの日記で語ろうかなーぐらいは先月から思ってたんだけど。なんか18日に、来るとは思ってなかったスーパーファミコン版の配信が来たから、ついプレイして勢いのままに表で言ってた次第で。くりかえします。

 ネオロマンスこと元祖乙女ゲーム「アンジェリーク」のシステム、エンディングに対するネタバレがありますし、また、悪口と言えば悪口かもしれない部分もあります。さらに、話の流れで、スーパーファミコン版「美少女戦士セーラームーン」「ドラゴンボール」「幽遊白書」、そして「アンジェリークspecial2」「アンジェリークエトワール」「ときめきメモリアル」「ときめきメモリアルGirl'sSide」の、ちょっとしたものですがシステム・ストーリー的なネタバレもあったりします。

 苦手な方は逃げてください、お願いします。いいですかー、警告しましたよー。以降責任取りませんよー。

B:
 はあ。それで。

A:
 まあ本当たいしたことじゃないし、一部何度か表で言ったこととかぶるんだけど。まあかぶってもなるべく必要な部分だけにするので、許してください。

 というわけで元祖乙女ゲーム「アンジェリーク」の思い出話なんだけど。

B:
 はあ。どうした。

A:
 もとはといえば、私が初めてアンジェリークを知ったのは、たぶんだけどVジャンプで。発売日とかではなく、少なくとも発売から、丸一年以上は過ぎてたころでね。

 で、たまたま読んでたVジャンプに……1ページの下半分とか3分の1とか、そんなぐらいだったかなー「(いろんな)ゲームのジャンルにツッコミ!」って感じのコーナーがあって。そこで出てたゲーム、たしか2ページ分の、下の方で紹介された、4つのうちの1つに、そのスーパーファミコン(以降SFC)の「アンジェリーク」、ジャンル「ネオロマンス」が入ってたのがきっかけだったの。「ネオロマンスってなんだよ!ロマンスだけでもわかんないのにネオって!」とか、うろ覚えだけどそんなツッコミ。

 で、そこに、一つだけ「アンジェリーク」の画面写真がのってて。「守護聖と呼ばれる男性キャラとデートもできるぞ」とか短い説明も書いてあって。デ、デート……?ゲームで女の子が主人公で、デート……?って、どんなゲームなのか気になって気になって、リアルに夢にまで出てくるぐらいの衝撃で。……それで「夢にまで見るぐらいなら買おう」って思って、探しに行って。……無事見つけて、買ったのが始まりだったのね。……冬の日に厚着させてもらって自転車で探しに出かけて、自転車の運動量とか店内と屋外との温度差とかに軽く息切らせて、顔熱くして買った思い出。

B:
 そうなんだ。

A:
 で、そのことを思い出して、文に書いたりしてたんだけど。……自分でもさ、思ったの。何がそんなに、リアルな夢にまで見るほどの衝撃だったんだろう?って。……で、当時のゲーム事情、主に自分のスーパーファミコンあたりのことを、思い出したらさ。

B:
 どうした。

A:
 あー、考えてみたら当時「アンジェリーク」に似たようなものというか「こういう感じ」とか「こういうタイプ」って、判断や発想の材料になるようなものが、私の知る限り、本当にどこにもなかったから、衝撃だったんだなーって。

B:
 そうなのか。

A:
 まあ当時私小中学生で、今みたいにインターネットが普及してるわけでもなく、ゲーム雑誌を毎週とか毎月とか買って、さらに全部読んでた……専門的な知識を、常に仕入れてたわけでもなく。あとは接触できる範囲に、女性向けのゲーム事情にくわしくて、教えてくれる人……がいたわけでもなかったから、正直その「私の知る限り」は、すごく狭い範囲ではあるだろうなーと思うけどさ。

 その、すごく狭い範囲ではあるけど、少なくとも当時の私の知る限り、本当にどこにもなかったというか、革命的というか、衝撃ではあったんだよね、アンジェリーク。

B:
 革命……。

A:
 えーと、これは比較的最近の話だけどさ。「乙女ゲームを人にすすめるときに、どう言うか」って話で。「少女漫画をゲームにしたようなもの。ただ、違うのは、少女漫画は自分の好きな相手とヒロインがくっつくとは限らないけど、乙女ゲームは、自分が好きなキャラとヒロインをくっつけることもできる!」……ってのが一つの定番でね。

B:
 はあ。

A:
 でも、そもそもで言えば。そのアンジェリークを知った当時「少女漫画をゲームにする」って発想が、少なくとも私にはなくて。

 で、思い出す限り、当時前後、少女漫画が原作のソフトって、ないことはなかった……んだけど。でも少女漫画原作で、私がプレイしたことあるものって言ったら、当時、友達から借してもらった「美少女戦士セーラームーン」のSFCソフトぐらい。でも、あれも横スクロールアクションというか、格ゲーみたいな感じで。少なくとも乙女ゲー的なもの、恋愛部分を重視、主人公の相手を自由に選べる恋愛もの……ではなかったの。

 で、アンジェリークより前か後か、はよくわかってないけど。他にも少女漫画原作のゲームソフト、あることはあったけど……基本主人公の設定は、当時のだけど「現代の少女」だったんだよね、知ってる限り。召喚されたーみたいな、ストーリーのメインの世界観はともかく、基本は現代の日本の女の子たち。……アンジェリークみたいに中世というか海外ファンタジー入った感じは、本当に私が知る限り、だけど、アニメ化・ゲーム化する・してたぐらいの、連載中のヒット作では、知らなくて。

 で、漫画原作のゲームって流れで言えば、少年漫画原作のゲーム、ドラゴンボールとか幽遊白書とか……それは私、当時好きで、買っていくつか持ってて、だいたいクリアするまでやったんだけど。……もとが少年漫画・バトル漫画だからってのもあるけど、基本格闘とかバトルもので、ゲームならではのストーリーとかはそんなになかったし……あとストーリーだけでなく、システム的にも「原作通り」がよし、いいとされてるような傾向があったんだよ。

 ……たとえばゲームで、原作の敵Aと、原作通り、主人公でも戦えるし、原作と違って仲間Bで戦って勝つ……こともできるんだけど。仮に仲間Bで勝ったところで、特にストーリーとかが変わるわけではなくて。むしろ原作通り、主人公とか……キャラ選択はできるけど、全部原作通りにしてクリアした……ときのみ、ストーリーで原作通りのセリフやボイスが出たり、ボーナスステージとして隠しキャラと戦えたり、あるいはボーナスとして、隠しキャラが出せて、対戦モードで使えるよ!なコマンドが出たり……とか、そんな感じでさ。

 全部とは言わないけど「原作通り」にした方が優遇されるシステムを、多数見てたの。

 まあ、もしかしたら、ゲーム全体と言うより、たまたま私が買ったゲームを作ってたメーカーとかチームの傾向、方針だったのかもしれないけどね、それは。そんなに多数買えてたわけじゃないから、結構メーカー似かよってたし。原作とは違うオリジナルストーリー!みたいなものも、まったくないってことはなかったし。

 ……で、アンジェリークに話をもどすけど。何が言いたいかって言うとさ。

B:
 はあ。

A:
 当時、私には少女漫画をゲームにするみたいな発想がなく、仮にあったとしても原作通り、決まったカプを見るようなものだろうなーだいたいの原作のあるゲームそうだもんなーぐらいしか思ってなかった、思えなかった状態で。

 アンジェリークはそもそもゲームが原作……漫画とかアニメとか、そういう原作がなくて。主人公は女の子のみで、恋愛シミュレーションで。……当時ヒットしてた、と私が知ってた、少女漫画の傾向に近い……現実・現代日本の主人公……みたいな世界観でもなく。

 なおかつメインヒーロー、主人公の恋の相手が、候補9人のうち、誰とも決まってなくて。9人から誰を選んでもいい、9人の誰を選んでも恋愛イベントとかエンディングとかの数に差はない、平等。……プレイヤーの好みで選んだ相手が、プレイヤーの中での正規恋愛エンディングだ!なゲームがある……なんて、当時本当、似たようなものがなくて知らない、知るよしもない自分には、想像もできなかったからさ。

 まあそりゃ、どんなゲームか想像もつかないし。内容を知ってなお、この世にそんなものがあるなんて!って衝撃は受けるよな……と。思い出して思った。改めて。

B:
 改めて。

A:
 もちろん繰り返すけど、当時の私の知ってる、すごく狭い世界、範囲での話なので。もっといろいろくわしい人だと「アンジェリークほどではないけど、似たような要素のあるゲームはいくつかあったよー」とか「似たような、元ネタかも?みたいな漫画のヒット作あったよー」みたいに、また全然意見が違うかもしれないなーとは思うんだけど。……とにかく当時の私には、本当衝撃、革命的だったなーって話です。女性向け恋愛シミュレーションことネオロマンスゲーム、アンジェリーク。

 だから今、アンジェリークの何が魅力かって説明しようとしても、あんまりしっくりこないんだよね。もうやってみろ、それで気に入るか気に入らないか、おまえが自分で決めるんだ!って感じでさ。

B:
 なんでそこだけ漢らしいんだ。乙女ゲームなのに。

A:
 まあ、自分でも目がくもってるのがわかってるので。自己分析したうえでの説明がめんどくさいんです。ぶっちゃけ。

 そうだなーたとえるなら、ラーメンのない異国で。似たような風味のものとか、ちょっと近いっちゃ近いものはないでもないけど「これはラーメン」って言えるようなものは見ないなー食べたいなーってときに、ラーメンが食べられる店があるって聞いて。食べられるの?じゃ、具のない素のインスタントラーメンでもいいやーって、そこまで期待せずに食べに行ったら、思ってたよりずっと本格的なラーメン、入ってるとは思わなかった卵やチャーシュー、白髪ネギやメンマまで入ってて、しかもおいしい……!ってなったら、それはもう特別な思い出の味に……「あれから30年近くたつが、あのときのラーメンほど美味しい味には、私はそれから会えていない」ってなるのはしかたないような。そんな感じです。まあそりゃ、目もくもるよね……っていう。

B:
 くもりっぷりがえげつない。

A:
 んー一応なるべく思い出して具体的に言うなら……。

 そもそもが私「本当にできるのであれば、ゲームで女主人公で男キャラとデートしたい、男キャラと仲良くなりたい」って希望というか願望を持ってて。それでできるかもって見かけて、買ってプレイしたら。キャラとデートもできるし仲良くもなれるし、恋愛エンディングまであった、って話だからねーアンジェリーク。

 もともと女王試験という仕事?で関わらざるを得ない、守護聖という魅力的な男性キャラに。それぞれ親密度という数値があって。最初は仕事のために声かけても、冷たかったりそっけなかったり、この人なんか嫌なことあんのかなーって感じのセリフで主人公を出迎えるようなキャラたちが。親密度が高くなると、待ってた、会いたかった、ぐらいのセリフを言う……笑顔で歓迎されるようになって。仲良くなった感を感じられて、嬉しかったし。……あ、最初からやさしいキャラもいますが、それでも親密度が上がるとセリフは全然違います。

 デートはまあ慣れないとそんなうまくいかなかったりするけど。親密度が高くなる、仲良くなると、キャラたちが味方について、勝手に仕事というか育成してくれて、それも嬉しかったな。……後々、あんまりたくさん勝手に育成されると、それはそれで困ることになったけどさ。でも最初、自主的に育成されるようになったときは「やった!好かれた!?」感があって嬉しかったし。

 で、親密度が最大値ぐらいまで高くなって。他に誰もいないときの森の湖でデートすると、発生にランダムも入ってるけど、音楽が変わって恋愛イベントが起こって。……その後、うまくいくと恋愛エンディング、二人はくっついた、恋人になりました……まであったからなあ。

 今となっては乙女ゲとしては珍しくないシステムかもだし、ギャルゲーなりシミュレーションなり別のゲームでは、似たようなシステムがあったかもだけど……私からしたら何もかもが初めて、プレイ前に抱いてた期待も「女主人公で男キャラと仲良くなったり、デートがしてみたい!」ぐらいだったから。……全部想像以上の出来事で、本当に衝撃だったんだよね、当時。

B:
 忘れられない異国のラーメンだと。

A:
 いや、別に異国ではないけどね。たとえで言っただけで。

 ……で、それでさ。今回、18日にSwitchOnlineで配信されたその元祖、当時のSFC版アンジェリークをプレイしてたんだけどさ。

B:
 どうした。

A:
 まあ逆思い出補正というか、あまりに久しぶりだったから。プレイ前に、ちらっと思ってたのね。

 「だいぶ久しぶりだし、大好きな由羅カイリさんのコミカライズのいいイメージがあるし、久しぶりにプレイしたら、思ったよりつまらなかったり、キャラのセリフがおかしかったり、ストーリーがヘボだったりして、楽しめないかもしれないなー」ぐらいに。

 ま、杞憂だったわ。楽しかったわ。もちろん今の乙女ゲーム慣れしてて、アンジェリークを初めてやるって人がどう思うかはわかんないけどさ。少なくとも私は笑ってムキになって、とても楽しんでました。好きだー!

B:
 うるさい。

A:
 失礼しました。

 ただ楽しみながらも思ったのは、少なくともアンジェリーク1に関しては、ライバルシステムはあった方がいいなーと思ってた。

B:
 そうなんだ。

A:
 まあ、そのせいで一周目うっかりムキになって9又かけちゃって、しまった、とはなったり、二周目も、うぐおう、取られたくない、取り返さねば、いやしかし……と我慢するの大変だったんだけどさ。

 ライバルキャラがいると、やっぱりゲームにハリというか、やる気が出るよなーとは思った。システムにもよるんだろうけど。

 前にライバルいなくてもいいかなーって言ってた、ときメモGS1の場合はさ、仮にライバルが誰もいなかったとしても、主人公のパラ育成と爆弾システムで、それなりに大変だし。あとライバルがそもそもライバルって始まり方ではなく、女友達って始まり方で。しかも、別にそのときは好きじゃない男キャラをめぐっての争いが、その場で回避できない、女友達と強制的にモメる……っていうデメリットが嫌だから、ないならなくてもいいかなーってのもあったけど。

 少なくともアンジェリーク1に関しては、ライバルがいた方が楽しいなーって思ってたよ、改めて。ロザリアはロザリアでキャラとして好きで、今回リプレイして、ロザリアのこと、かわいいーとか好きーとか照れ屋さんーとか世話焼きーとか、だいぶ好意的に見てたけど、それでもね。

B:
 ……そこまでロザリアというかライバルに好意的でも、取られると嫌なのか。攻略キャラ。

A:
 それはそれ!これはこれ!

B:
 手のひら返しがすごい。

A:
 いやー、自分でも今回、何度目のプレイかわからないから、狙ってない守護聖はロザリアに取られても、あわてないでおこう、9又なんてやりこみ以外には別にいいことないんだから……って思ってたのにさ。いざ取られそうになるとムキになっちゃって。……本当、初プレイ当時の悔しさがよみがえるからかも。

 初プレイ当時はシステムがよくわかってなかったから、相性が悪い、低い人ばかり狙っちゃってね。それも親密度の上げ方も全然わからないまま。で、結果、狙った人はほぼ全員ロザリアの味方になり、育成でもロザリアが優勢、定期審査でもロザリア勝利でどんどんこっちは追い詰められて。取られたくない人を取り返そうにも、本当手も足も出ないって状態で。狙った人と仲良くなりたい、恋愛イベントが見たいって動機で始めたのに、これ、何かいいことあったか?ってぐらいボロボロ。初回プレイ、ロザリアが女王になって終わったから……。

 あとさっき「親密度が上がるとセリフが変わって、仲良くなった感があって嬉しい」って書いたけど。逆もまたしかりで、守護聖・攻略キャラがロザリアと仲良くなってくと、むこうに親密度がかたよって、主人公との親密度が下がって。……結果、最初よりも冷たいセリフになっちゃうんだよね、システム的に。一番最初は「がんばってね」とかだった人が「はあ、さっさと用事終わらせてくれる?」みたいに。……それが悔しいというかあー!ってなっちゃって。あの悔しさが……ちょっとしたトラウマに……。

B:
 それで気がつけば狙った男を10日足らずで盲目レベルの恋に落とし、うっかり全員・9又をかける魔性の女になったと。

A:
 そうですね!

B:
 認めた。

A:
 ゲームだから無問題です。ゲームだから。

 ただそんな悔しい思いをした次の二回目は、無事にロザリアに勝って女王になったし、恋愛エンディングがあることを知って、ロードしてわりとすぐ恋愛エンディング見られたから、少しでもシステムがわかれば、そんなに難しいゲームではない……と思う。

 二回目だから初回ほどのインパクトはなくて、そんなに細かくは覚えてはないけど……たしか「これは、少なくとも私は、半端にたくさんの人を狙っても、うまくいかないな?……ロザリアにがっつり負けたから、次はロザリアの真似、一点集中をした方がいいのかも?」って思って。とにかく相性が良くて、年齢的にも主人公と近くてお似合いな気がした風の守護聖ランディを狙うことにしてさ。育成にもマジメに力を入れてたら、仲良くなったランディが勝手に育成してくれるようになったもんだから、定期審査でも勝てるようになって。

 他にも、もう一人ぐらい味方についてくれて……って感じで、ロザリアに勝って女王になれて。恋愛エンディングの存在を知って、ロードして、ランディと恋愛エンディング見られたから……初めてプレイする人でも、相性がいい相手さえ狙えば、もしかしたら簡単なゲームかもしれないね。

 まあ、そんなこと言っても、結局プレイヤーの好みのキャラと、主人公の初期相性の高さが、合致するとは限らないけどねー。

B:
 それはな。

A:
 ただ、それも「おまじない」とかで、相性を高められるから、それに気づけば……って感じだね。結局システムを把握する方が近道は近道。恋愛エンディングの。

B:
 何の話だ。

A:
 失礼、こういう理由で衝撃だった!って話と、久しぶりのリプレイでの暑苦しい感想を言いたかっただけなのに、だんだんわからなくなってきた。えーと……何もかもが初めての衝撃に震え戸惑い、エリート美少女ライバルになすすべもなく惨敗し。敗北の屈辱を糧に立ち上がり、そしてうっかり9人の男を手玉に取る、魔性の女と化した話……?

B:
 ……本当に何の話だ。

A:
 アンジェリークの話です。

B:
 アンジェリーク……。

A:
 アンジェリーク……それは天使っていう意味です!

B:
 ……天使ってなんだっけ。

A:
 まあ「はなこ」だろうが「たろう」だろうが「あくま」だろうが、入力した名前をオープニングで「あくま…それはここの言葉で天使っていう意味です!」と育成する大陸の神官に押し切られて「天使様」と呼ばれるゲーム、それがアンジェリーク1なので……。

 「天使」の意味も個々のとらえ方次第でどう思ってもいいんじゃないかな。「殺戮の天使」だろうが「破壊の天使」だろうが「断罪の天使」だろうが天使は天使。……まあ、ゲーム的には神官はいい意味で言ってる、心の底から褒め称えてるんだろう、とは思うけど。

B:
 天使と呼ばれた少女の末路……。

A:
 まあゲームなので無問題です。

B:
 無問題なのか。

A:
 うーん、まあ、なんでもそうだけど。少なくともゲームなら、むやみに周りの人間を巻き込んで迷惑をかけないのであれば、無問題では。度を越えて生活費を削る、無理な借金を重ねるとか、健康を害するほど睡眠や食事を削り続けるとか、同担拒否をこじらせて無駄に周りを攻撃するとかまでいくとか、こじらせすぎて魔改造しすぎてもはや原型すらないような物を、聞いてない・頼んでない人にまで押しつけようとして、拒否られると攻撃する……とかならそれは問題だけど。

 そういうのでなければ、楽しく、好きでゲームするのはいいんじゃないかと思うよ。別に9又かけようと19又かけようと。

B:
 10人増えた。どこから。

A:
 アンジェリークエトワールには19人の攻略キャラがいます。ライバルもいないので、やりたければ19又も可能です。まあシステム的にときメモじゃないけど、エンディングコンプには一人にしぼった方が早いし、エトワールには定期審査の人気投票もないから、あんまり又がけする意味はないけどね。

B:
 ……そもそも又がけって意味あるものなのか。

A:
 あー、アンジェリーク1とかspecial2で言えば、28日に一度、現女王の前での「定期審査」というものがあって。ライバルと勝敗を競うんだけど、その審査、判断方法が二種類あってね。育成がうまくいってるか、もしくは攻略キャラによる人気投票。それがどっちになるかはランダムなの。

 で、定期審査の結果、勝った方の使える力が増える、これまで育成2回が限界だったものが、3回までできるようになる……とか、そんな感じで、とにかく有利になる、逆に勝たないと相手が強くなって不利になっちゃうもんだから。

 その攻略キャラが別に目当てじゃなかったとしても、何人か……ライバルよりも多い人数と仲良くして、味方につけた方が、いいのはいいの。アンジェリーク1とかspecial2は。今回の私みたいに、うっかりとかムキになって、とかじゃなくても、意味というか必要性はあるんだよね、アンジェリークにおける又がけって。……もちろん、プレイヤーの好みによるけどさ。自分はどうしても好きなキャラだけに一途がいい!って人もいるだろうし。それはそれで。

B:
 天使のような悪魔の笑顔。

A:
 ふふふ、安心してください、今回の場合、主人公、アンジェリークは何も悪くありません。悪い、悪魔がいるとすれば、それはプレイヤーのみ!

B:
 ……いや、安心要素一つもねえよ。

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